AgIC、セメダインなどから総額1億7500万円を調達

CNET Japan
AgIC、セメダインなどから総額1億7500万円を調達

agIC_toppage_image.png

AgICは、Beyond Next Venturesが運用するファンドをリードとし、セメダインを割当先とする
第三者割当増資により、総額1億7500万円の資金調達を実施したと発表しています。


今回の資金調達によりAgICは、今後成長が期待される産業用途での
プリンテッドエレクトロニクスソリューションの展開を進めるべく、
人材の拡充と生産設備の開発を強化するとしています。

また今回の調達にともない、経営体制の強化を目的として、Beyond Next Ventures代表の
伊藤毅氏を社外取締役に新たに迎えています。
また、セメダインとはプリンテッドエレクトロニクス技術の開発、市場開拓に関しての協業を推進するとのこと。

プリンテッドエレクトロニクスとは、これまで主にエッチングなどの方法で製造されていた
電子回路や電子デバイスを印刷技術により製造する技術。
低コスト化、省資源化、軽量化、製造の柔軟性の増加などが期待されており、
応用先はスマートホーム、ディスプレイ、ウェアラブル、自動車、航空機など多岐にわたっており、
2024年までに750億ドルの市場になると予想されているとのこと。

AgICでは、厚さ約0.1mmのプラスチックフィルムの上にインクジェット印刷で電子回路を形成することで、
これまでの電子回路より薄くて軽く、柔軟で、サイズの制限がないなどの利点のある
電子回路製造を実現しています。

実用例としては、ポスターの裏に電子回路を埋め込んだ、「触ると光るポスター」「スマホと連動するポスター」など、
従来アナログ媒体であったポスター広告をデジタル広告化するという用途で活用され、
実際に映画のポスターなどさまざまな場所で利用されています。
また、厚さ約0.1mmの床暖房シートなどスマートハウス領域に注力するとのこと。

AgIC_heating-seat_image1.jpg
床暖房シート

同社は、積極的にパートナーシップを拡充しており、今回資本提携したセメダインに加え、
三菱製紙とも前回ラウンドで資本提携を実施。さらに大型インクジェットプリンタの製造販売を手掛ける
ミマキエンジニアリングとも協力関係を構築するなど、各パートナーと連携しつつ事業を進めているとのことです。

関連記事
(16/03/06追記)
TechCrunch:AgICにセメダインが投資、曲がる回路のための導電性の接着剤を作る

当ブログ関連記事
家庭用プリンタで電子回路を印刷できる「AgIC」が1億円を調達
3Dプリンタの次?家庭用プリンタで「電子回路」を印刷可能にするキットが登場

関連記事
スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

miyabi

  • Author:miyabi
  • 2013/1よりディスプレイ周りの技術情報を掲載。

    Twitter @deep2black
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最近の記事
タグリスト
カテゴリー
アーカイブ
リンク
人気記事
ブログ内検索
関連書籍
RSSフィード
Twitter