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すり傷が消える「自己修復塗装」低コスト量産技術を確立

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すり傷が消える「自己修復塗装」低コスト量産技術を確立

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自己修復塗装したiPhoneケース(左)と自己修復塗装後に6カ月使用したiPhoneケース(右)

機能製品開発・製造を行うワイティーエルは、従来に比べて大幅なコストダウンを実現した
自己修復塗装の量産技術を確立したと発表しています。
長期にわたり製品を愛用する需要のある欧州などで拡販を図る構えです。

 
自己修復塗装は、復元能力の高い高弾性材料を用いた塗料を使うことで
すり傷などに対して高い耐性を持たせる塗装技術です。
自己修復塗装を施すことで、すり傷が付いても短時間で修復され、光沢なども元の状態に戻るとしています。
自動車の塗装などで採用例がありますが、塗装や乾燥の工程が複雑で
塗料自体も高価なことから、塗装コストの高さが課題となっていました。

同社では専用治具を新たに開発、塗装・乾燥での大幅改善を行うことで工程をシンプル化したとのこと。
「iPhoneケースサイズでは1000円ほどのコストだった自己修復塗装が今回の技術で160~200円程度となり、
普通のクリアコートのコスト(120円程度)とも遜色がなくなった」(同社)。

適用製品としてはスマホケースやメガネのフレーム、化粧品容器、ドアの取っ手などの建具金物、
小型の電子機器・家電製品などを同社では想定しているとのことです。
「“傷が付かない塗装”を付加価値にできる製品なら全て適用対象となる可能性がある。
オフィス家具や住宅家具、券売機メーカーなどとも協議中。企業ブランド入りアイテムや長きにわたって
製品を愛用する需要があるヨーロッパの企業から注目されており問い合わせが増えている」(同社)。

量産サンプルもしくは現物に自己修復塗装を施す「自己修復塗装サンプル提供サービス」も開始しています。

YTL_logo_image.jpg
http://www.ytlab.co.jp/

YTLニュースリリース(PDF)
海外で自己修復塗装拡販と量産サンプル出荷開始

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