Inkronと長瀬産業がOLED材料開発で協業

共同通信PRワイヤー
Inkronと長瀬産業がOLED材料開発で協業

nagase-sangyo_logo_image1.jpg
http://www.nagase.co.jp/

Inkron_logo_image1.png
http://inkron.com/

長瀬産業とナガセケムテックス(以下合わせて長瀬)とInkronは有機発光ダイオード(OLED)、
オンセル・タッチセンサー材料の分野でコラボレーションによる開発、製造を開始すると発表しています。


折りたたみ式ディスプレーおよびフレキシブルディスプレーが、スマートフォン、タブレット、ウエアラブル機器などの
主流消費者製品になろうとしている時代の到来に伴い、新素材によるソリューションの需要が急増しています。
大手デバイスメーカーは、液晶ディスプレー(LCD)から、OLEDディスプレーに重点を移し始めており、
自動車やサイネージなど急成長市場を含め、OLED市場は2020年までにほぼ400億ドルの市場価値に
達する見込みであり、2015-2020年の期間中の年平均成長率(CAGR)はほぼ18%となるとされています。

今回のコラボレーションは、フォトパターナブル誘導材料および調光材料のInkronオプティカルコーティング(IOC)に
関係するもので、OLED向けの独自の光学特性と優れた処理安定性を備えており、
オンセル・タッチセンサーを実装できるとのこと。さらに、この材料はOLEDとタッチセンサー計画での
主要なコーティング、製造方法論に対応するとされています。

長瀬産業の奥村孝弘・電子化学品事業部長は
「特異的材料のニーズがOLEDやフレキシブルディスプレーの新しい波とともに高まっているので、
われわれはInkronのIOC製品が市場の需要に十分対応すると考える。
このテクノロジーは当社が現在市場に提供している製品や技術を補完するディスプレー・ソリューションを
提供するともに当社の製造工場での量産能力に十分適合している」と語っています。

今回の契約に基づいて製造される最終製品は、たつの市(兵庫県)にある長瀬の工場で2016年中に
量産態勢に入り、アジアのすべての主要ディスプレー製造地域に納入されるとのこと。
Inkronは今後もフィンランドにあるR&Dセンターで材料をさらに開発し、選択的なIOC製品向けに
重要なシロキサン材料を供給していくとしています。

Inkronのユラ・ランタラ最高経営責任者(CEO)は
「われわれは長瀬産業と協力することに興奮している。同社は非常に保守的な世界の
ディスプレー・エコシステムの中にあって、当社テクノロジー販売し、広げる有力な立場にある。
プリンテッド・シロキサンとナノメタル・ベースのインクとペースト開発に注力する有力な
テクノロジーカンパニーとして、長瀬産業との提携関係は、生産を高めティアワン・ユーザーに対する
セキュリティー・ソースを保証するため、最新の工業用化学品製造知識を当社に持ち込むことになる」と語っています。

当ブログ関連記事
長瀬産業、生地の伸縮にも対応できる導電インク開発-医療・スポーツ衣料品向け投入
KRI、低温で銅ナノ粒子層生成−微細回路印刷拡大に寄与
シルク電極の開発と、それを基にした大学発医療系ベンチャーの設立
昭和電工、銀ナノワイヤ/インクを開発(追記)

    
関連記事
スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

miyabi

  • Author:miyabi
  • 2013/1よりディスプレイ周りの技術情報を掲載。

    Twitter @deep2black
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最近の記事
タグリスト
カテゴリー
アーカイブ
リンク
人気記事
ブログ内検索
関連書籍
RSSフィード
Twitter