東芝、メモリー除く半導体売却へ 政投銀が買収に関心=関係筋

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東芝、メモリー除く半導体売却へ 政投銀が買収に関心=関係筋

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東芝(Toshiba)が主力事業であるNAND型フラッシュメモリーを除く大半の半導体事業の売却に向け、
入札を始めたことがわかったと報じられています。
日本政策投資銀行が資本参加に関心を示していとのこと。


売却対象は、ディスクリート(個別半導体)とシステムLSI(大規模集積回路)として
分類される半導体製品群を手掛ける事業。
家電や産業機器、自動車など幅広い用途に搭載される半導体ですが、
ともに赤字体質が続いているとのこと。

ディスクリートとシステムLSI合計の売上高は約3300億円(2014年度)に上り、
その過半の事業が売却対象になっている模様です。
ただ、関係筋によると、入札が不調に終わる可能性もあるとのこと。

不正会計問題を背景に財務状況が大幅に悪化した東芝は、原発などのエネルギー事業と、
スマートフォンなどに使われるフラッシュメモリーを中心とするストレージ事業を注力領域とする一方で、
優良子会社の東芝メディカルシステムズの大半の株式を手放す方針など、構造改革を急いでいます。

半導体事業で競争力を維持するには継続的な投資が必要になります。
今後、非注力領域の半導体事業の多くを外部に売却することで、三重県四日市市で手掛ける
フラッシュメモリーに投資を傾注し、ライバルの韓国サムスン電子(Samsung)に対抗するとのこと。

政投銀は、セイコーホールディングス 傘下のセイコーインスツル(SII)の半導体事業に
SIIとの共同出資会社を通じて資本参加した実績があります。
政投銀が関心を示す東芝半導体事業の買収が実現すれば、
この共同会社との連携を視野に入れるとみられています。

メモリー以外の半導体事業について東芝
「事業のあり方については様々な検討をしているが、売却する方針を固めたという事実はない」(広報担当者)
としています。政投銀は「ノーコメント」(広報)としているとのこと。

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