アイフォーン、第1四半期の販売は初の前年比マイナスも

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アイフォーン、第1四半期の販売は初の前年比マイナスも

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アップル(Apple)のiPhoneの売り上げが第1四半期に、約10年前の販売開始以降初めて
前年比で減少する見通しが強まっています。
アジアの主要サプライヤーが、同四半期の売上高と受注が減少すると予想していることが背景です。


半導体受託製造(ファウンドリー)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)や
光学部品大手の大立光電(ラーガン・プレシジョン)は悲観的な売上高予想を明らかにしており、
スマートフォン(スマホ)の需要が世界的に鈍化する中でアップルの販売見通しにも懸念が強まっています。

業界の幹部らは、アイフォーンの最新モデルである6Sと6Sプラスは顧客を引き付ける新機能を
十分搭載していないとみています。そのため、アップルの技術革新やそこから生み出される
利益の動向に対する不安が広がっています。

サプライヤーによると、アップルはこれまで3カ月単位で注文を出していましたが、
現在は1カ月単位でしか発注していないとのこと。
ラーガン・プレシジョンのアダム・リン最高経営責任者(CEO)は会見で
「現時点では1カ月先までしか見通せない。需要はかなり弱い」と説明。
他のサプライヤーの幹部は「生産能力の点では非常にフレキシブルな対応を迫られている」と述べています。

アップルは以前、各サプライチェーンへの発注状況は販売見通しを正確に反映したものではないと説明していました。
ですがTSMCは、第1四半期の売上高は前年比で最大11%減少するとの予想を公表。
ハイエンドのスマホの需要が不調だとも説明しています。
トムソン・ロイターのデータによると、11%の減収は約7年ぶりの大きさです。

アナリストによると、アップルは通常、年後半に新製品を発表することからiPhoneの販売も
この時期に上向く可能性があるとのこと。ただ、サムスン電子や中国の華為技術(ファーウェイ)などの同業が
競争力を高めており、サプライヤーの中には売上回復について懐疑的な向きもいるとのこと。

ある台湾のサプライヤーは
「技術革新のスピードが落ちている。アップルは他のブランドと同じ方向に進んでいる」
と述べています。

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