厚さ0.3mmの伸びるフィルムで生体情報を計測  東洋紡、「COCOMI」のサンプルなどを披露

日経テクノロジーオンライン
厚さ0.3mmの伸びるフィルムで生体情報を計測 東洋紡、「COCOMI」のサンプルなどを披露

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生体情報計測ウエアの試作品

東洋紡は、フィルム状の導電性素材「COCOMI(心美)」を「第2回 ウェアラブルEXPO」に参考出展しています。


厚さが約0.3mmと薄いこと、最大2倍まで伸びる伸縮性の高さが特徴です。
心電位などを測る生体情報計測ウエアでの利用を見込んでおり、会場ではウエアのサンプルなどを展示しています。

COCOMIは、銀を添加して導電性を持たせたポリマーのシート両面を、
絶縁シートで挟み込んだ構造をしているとのこと。

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COCOMIの構造と特徴

電気抵抗が低いことから、他のウエアラブル電極用素材に比べて高精度の計測が可能としています。
「仕様上の面抵抗は2Ω□以下となっているが、実質的には1Ω□程度」(同社説明員)。
また、薄くて伸縮性があることに加えて、絶縁シートのない箇所を電極にすることで
配線部と電極部を一体化できるため、ウエアに貼り付けた際にも違和感のない着心地を実現できるとしています。

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男性向けの試作品。トランスミッター(写真上部の黒い箱)から裏に貼り付けた配線が伸びているのが分かる

耐久性については、試作品の手洗いで20回程度は問題無いことを確認しており、
今後、製品化に向けて検証の継続とさらなる耐久性向上を図りたいとしています。
現在、数社と連携して製品化に向けた造り込みを進めているところで
「早ければ2017年の秋から冬にかけて製品化したい」(同)とのことです。

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