DNP、樹脂ガラスに転写して耐候性/耐摩耗性を向上させるフィルムを開発(追記)

マイナビニュース
DNP、樹脂ガラスに転写して耐候性/耐摩耗性を向上させるフィルムを開発

DNP logo_image1

大日本印刷(DNP)は樹脂ガラスに転写することで、耐候性、耐摩耗性を向上させる
DNP超耐候ハードコート転写フィルム」を開発したと発表しています。
また同フィルムを転写した樹脂ガラスの販売を2016年2月に開始する予定とのこと。


樹脂ガラスは耐衝撃性や断熱性に優れるほか、重量が一般のガラスの約半分と軽いため、
電車の車両や建設機械、自動車の窓ガラスなどに使用したいというニーズが高まっています。
しかし、ポリカーボネート製の樹脂ガラスは、加工性に優れる反面、太陽光や風雨などに対する耐候性や、
硬さ、傷つきにくさなどがガラスよりも劣るという課題があったとしています。

同社は、住宅用建装材の製造で培った独自のコーティング技術であるEB技術を活用し、同フィルムを開発。
同技術により高硬度のハードコート層を形成することで、汎用品のポリカーボネート樹脂と比較して、
表面の耐摩耗性が向上し、紫外線による変色や劣化が抑えられるとのことです。

DNP_HC_glass_image1.jpg
キセノンアークランプによる耐候性試験の結果比較 (左)DNP品 (右)汎用品

DNP_HC_glass_image2.jpg
スチールウールによる耐摩耗性試験の結果比較 (上)汎用品 (下)DNP品

今後、同社は同樹脂ガラスを電車の車両や建設機械、乗用車やバスなどに向けて販売し、
2017年度までの累計で10億円の売上を目指すとしています。

大日本印刷ニュースリリース
耐候性、耐摩耗性に優れた車両用樹脂ガラスを発売

関連記事
(16/02/03追記)
OPTRONICS ONLINE:DNP,タフな車両用樹脂ガラスを発売

当ブログ関連記事
DNP、窓に貼るだけで採光の効率を上げるフィルムを発売
ガラス基板の東旭、第5世代CFライン建設 中小型用増強
大日本印刷、銅メッシュ線幅2μmのタッチパネル電極フィルム量産
ガラスに挑む樹脂 日経エレクトロニクス2013 3-4より

    
関連記事
スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

miyabi

  • Author:miyabi
  • 2013/1よりディスプレイ周りの技術情報を掲載。

    Twitter @deep2black
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最近の記事
タグリスト
カテゴリー
アーカイブ
リンク
人気記事
ブログ内検索
関連書籍
RSSフィード
Twitter