パナソニックが米ハスマンを1866億円で買収、グローバル経営加速へ(追記)

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パナソニックが米ハスマンを1866億円で買収、グローバル経営加速へ

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パナソニックは、業務用冷凍冷蔵庫メーカー、米ハスマングループ(ミズーリ州)を15億4500万ドル(約1866億円)で
買収することで合意したと正式発表しています。
買収によって、省エネや環境対策の技術を活かした店頭向け冷蔵冷凍ショーケースや食品流通の事業を、
世界的に伸ばすのが狙いとされています。


パナソニックは、ハスマンの発行済み株式のすべての取得を目指すとしています。
筆頭株主で61.9%を保有するファンドのCD&Rハスマンホールディングスと主要株主との間で合意。
買収資金は手元の資金からまかなう予定とのことです。

同日会見した津賀一宏社長は今回の買収を「グローバル経営を加速させるトリガーにしたい」と位置づけています。
また、海外で成長するには現地主導の経営が不可欠と指摘したうえで、
「M&Aで海外の会社を買って、そのまま事業部とするアプローチも積極的に勧めたい」と述べています。

パナソニックは、採算性の低いテレビや携帯電話などの事業を縮小する一方で、
マージンの高い業務の成長を目指しています。
グループ全体では2018年度に10兆円の売上高を目指す目標で、達成のために1兆円の投資を行う計画。
その一角を占めるのが、「B2Bソリューション事業」となります。

同事業ではこれまで、日本やアジアでスーパーやコンビニの省エネ技術を活かした
冷凍冷蔵ショーケースを展開してきましたが、今回の買収で米国やその周辺国・地域での
ビジネスチャンス拡大を目指すとしています。

買収は2016年4月1日に完了する予定で今期の業績予想への影響はない見込みとのことです。

関連記事
(16/01/06追記)
CNET Japan:売り上げを追うためではない:パナソニックが米企業を1800億円で買収する狙い
(16/02/17追記)
ITmedia:三洋買収で懲りた、パナは東芝の事業売却に興味なし

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