積水化学、自動車のフロントガラス全面に情報を表示できる中間膜技術を開発(追記)

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積水化学、自動車のフロントガラス全面に情報を表示できる中間膜技術を開発

Sekisui_HUD_frontfglass_image1.jpg
自発光中間膜の使用時イメージ

積水化学工業(積水化学)は自動車のフロントガラス全面に文字や図を表示することができる
合わせガラス用中間膜「自発光中間膜」の基礎技術を確立したと発表しています。


近年、自動車走行時の安全性向上や、車室内のIT化に対応するため、速度や車線に関する情報を
フロントガラスに表示するヘッドアップディスプレイ(HUD)システムを採用する車種が増加しています。

同社は2008年にHUDシステムに対応した「楔形中間幕」を発売。
しかしこの楔形中間膜を利用した現行のHUDシステムは、フロントガラスの限られた部分だけに
映像を投影する仕組みで表示できる情報量が限られているため、同社はより多くの情報を表示できるよう、
自発光中間膜の開発をすすめています。

自発光中間膜には発光材料が含まれており、車内に設置するプロジェクターから
特殊なレーザー光を照射すると、照射された部分が発光し、文字や画像を表示する仕組みとなっています。
また、表示物は全角度からの視認性を有し、運転席以外の席からも見ることが可能とのことです。

Sekisui_HUD_frontfglass_image2.jpg
自発光中間膜の仕組み

なお、東京ビッグサイトで開催された展示会「エコプロダクツ2015」にて、
同技術を用いたデモ機が展示されています。
同社は今後、2018年の上市を目指し、自発光中間膜の開発を進めていくとのことです。

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(15/12/24追記)
MONOist:フロントガラス全面がヘッドアップディスプレイに!? 積水化学が新素材

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