2015年の世界スマートフォン出荷、Windows端末不調もあり初の1桁成長に──IDC予測

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2015年の世界スマートフォン出荷、Windows端末不調もあり初の1桁成長に──IDC予測

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2015年と2019年のOS別世界スマートフォン市場予測(出荷台数の単位は百万台)

米調査会社IDCによると、2015年通年の世界スマートフォン出荷台数の伸び率は前年比9.8%と、
同社が調査を開始して以来初めて1桁台に留まるとのことです。


総出荷台数は14億3000万台。同社は8月に前年比10.4%増という予測を発表していますが、
日本を除くアジア太平洋地域、中南米、西欧での予想以上の減速やWindows搭載端末
(IDCは「Windows Phone」と表記)の不調を理由に下方修正しています。
2014年の伸び率は前年比27.7%増となっています。

ここ数年急成長してきた中国市場が成熟し、今後数年間の伸び率は1桁になるとのこと。

Windows Phoneの出荷台数は、2014年の3490万台から10.2%減となる見込み。
OS別市場シェアは前年より0.5ポイント減の2.2%とのこと。
出荷減速の主な原因はOEMによる支援欠如とIDCは指摘しています。
Microsoftは10月に「Windows 10 Mobile」をリリースし、現在米国などでオリジナルのWindows 10端末
(「Lumia 950」および「Lumia 950 XL」)を販売しています。

IDCは、Windows Phoneの伸び率は2016年も減少し、今後数年間はシェアが伸びる見込みはないとしています。
2019年の予測シェアは2.3%となっています。

Windows Phone以外のOSについては、市場シェアのトップはAndroidで、
前年比0.3ポイント減(ほぼ横ばい)の81.2%。
中国のCyanogenやXiaomiなどによる独自ROMの拡大が今後も続き、
Androidの圧倒的な市場シェアは当面安泰とIDCは予測しています。

米AppleのiOSのシェアは1ポイント増の15.8%。出荷台数の伸び率は17.3%と2桁台です。
同社にとっての向こう2~3年の課題は、新興国市場で販売する
中古iPhoneの在庫超過とIDCは指摘しています。
Appleは2015年、1年ごとに新しいiPhoneに買い換えられるプログラム
「iPhone Upgrade Program」を米国で立ち上げています。

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