サムスン電子、第3四半期は2年ぶり増益 99億ドルの自社株買い発表

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サムスン電子、第3四半期は2年ぶり増益 99億ドルの自社株買い発表

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韓国のサムスン電子(Samsung)が発表した第3四半期決算は、8四半期ぶりの増益となっています。
好調な半導体販売とスマートフォン事業の緩やかな回復が寄与したとのこと。


一方、第4四半期については、為替相場の影響や季節的な需要低迷により、
利益が前四半期から減少するとの見通しを示しています。

また、同社として過去最大規模となる11兆3000億ウォン(99億ドル)の自社株買いを
今後1年かけて段階的に実施し、購入した全株を消却する計画を発表。
今後3年はフリーキャッシュフローの30-50%を、主に配当の形で株主に還元するとしています。

調査会社Chaebul.comの責任者、Chung Sun-sup氏は
「中核のスマホ事業は苦戦しており、サムスン株は下落する可能性が高い。
自社株買いは株価の防衛につながる」と指摘。

買い戻した株式の消却は、サムスングループ創業者一族によるサムスン電子支配を強める効果もあるとのこと。

第3四半期の営業利益は前年同期比82%増の7兆4000億ウォン(64億6000万ドル)。
同社が10月初めに発表したガイダンスは7兆3000億ウォン、前年同期は4兆1000億ウォンとなっていました。
売上高は8.9%増加の51兆7000億ウォンとなっています。

第4四半期については「為替のプラス要因が見込まれないことから、
利益は前四半期から減少する」との見通しを示しています。

第3四半期の利益は、ウォンの対ドルでの下落で8000億ウォン押し上げられています。

部門別では、モバイル事業の利益が2兆4000億ウォンで、前年同期の1兆7500億ウォンから増加しています。
主力スマホ商品の「ギャラクシー・ノート5」の販売が好調だったほか、これまで中国メーカーに押されていた
低価格帯スマホが健闘しています。

半導体事業の利益は5四半期連続でトップとなり、3兆6600億ウォンを記録しています。

サムスンは製品ラインの刷新を進めていする。ただ、調査会社トレンドフォースは、
アップルや中国メーカーの低価格スマホとの競争激化により、同社の2015年スマホ販売は
初めて前年比で減少する、と予想しています。

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