日立副社長「上期は想定より良かった」、通期は据え置き

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日立副社長「上期は想定より良かった」、通期は据え置き

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日立製作所が発表した2015年4-9月期連結決算は、
税引き前利益が前年比1.4%減の2546億円となっています。


建設機械や社会・産業システム部門などが前年を下回ったほか、
営業外で計上した事業構造改革の関連費用が利益を圧迫した模様です。
ただ、情報・通信システムや電子装置・システムなどが予想より好調だったことから、
当初見通しの2000億円は大きく上回っています。

売上高にあたる売上収益は前年比5.5%増の4兆8068億円。

中村豊明副社長は会見で「上期は想定より少し良かった」と総括しています。

通期予想については、中国や資源・産油国を中心とした経済成長の鈍化など
先行きが不透明だとして、据え置いています。
2016年3月期は、売上収益は前年比1.8%増の9兆9500億円、税引き前利益は同15.6%増の6000億円、
当期利益は同42.5%増の3100億円を見込んでいるとのこと。

中村副社長は中国におけるエレベーター事業について
「受注から収めるまで時間がかかるので上期は影響は出ていないが、10月くらいから影響が出てきて、
一番影響が大きくなるのは1-3月期だろう」と語っています。
ただ、通期予想にはこの影響も織り込み済みとしています。

前提となる為替レートは1ドル115円、1ユーロ125円。1円円安の下期の影響額はドルが売上収益130億円、
営業利益15億円、ユーロが売上収益10億円、営業利益5億円。
ドルが120円前後、ユーロが130円前後で推移すれば、
売上収益を700億円、営業利益を100億円押し上げる計算となります。

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