ボッシュは2020年代に全固体電池を量産、電動化のさらなる促進へ

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ボッシュは2020年代に全固体電池を量産、電動化のさらなる促進へ

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イータスが東京都内で開催した「車載制御開発シンポジウム」の基調講演に、
Robert Bosch(ボッシュ)の取締役であるDirk Hoheisel(ディルク・ホーアイゼル)氏が登壇しています。



ホーアイゼル氏の講演タイトルは「Future of Mobility」。
自動車を含めたモビリティが今後どうなっていくかについて述べています。

まずホーアイゼル氏は、Volkswagen(フォルクスワーゲン)グループの排気ガス不正に関連して注目を集めている
「電動化」について、「今後10~15年で普及が進むだろう」と語っています。
その一方で、「今後数十年は内燃機関が重要な役割を担うことに変わりはない。
内燃機関に効率を向上できる余地がある以上、改善のための取り組みは必要だ」(同氏)という見解も示しています。

ボッシュは、ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車、電気自動車を含めた電動車両の出荷台数は
2012年が180万台、2015年が320万台、そして2020年には1210万台まで伸びると予測しています。
これは世界全体の自動車出荷台数の約10%を占める数字です。
そして2025年には、電動車両の出荷台数比率は15%になるとしています。


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ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車、電気自動車を含めた電動車両の出荷台数の予測  出典:ボッシュ

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SEEOの技術を用いた全固体電池のセル  出典:ボッシュ

自動車の電動化を進める上で最大の課題は二次電池の性能不足です。
同社は2020年を目標に、コストの半減とエネルギー密度の倍増を実現したリチウムイオン電池を開発する方針です。

ホーアイゼル氏はさらにその先の技術として、2015年9月に買収した米国ベンチャー・SEEOの
全固体電池の技術を紹介しています。
「革新的な全固体電池の技術を獲得したことにより、二次電池の性能を2020年の
目標以上に高めることが可能になる。
なお、全固体電池は2020年代に量産を始めたい考えだ」(同氏)とのこと。

自動運転技術で最も重視するのは「自動バレーパーキング」

電動化とともに重視しているのが、自動運転技術による「自動化」です。
ホーアイゼル氏は、「自動運転技術は、高速道路、一般道、自動駐車という3つの場面で
実用化時期が分かれてくると思う。
高速道路であれ一般道であれ、公道で高レベルの自動運転技術を導入するには、法律改正が必要になる。
だが、駐車場内における自動駐車、いわゆる『自動バレーパーキング』にはそういった制限が少ない。
当社は2018年までに、自動バレーパーキングが可能なシステムを提供する計画だ」と述べています。

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ボッシュが想定する自動化の3つの方向性。
最も重視しているのが、左端に示されている2018年にシステム提供を予定している
「自動バレーパーキング」  出典:ボッシュ

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