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ロボ運用モデル・頭脳・HMIをセットで開発-産総研、3センターの活動本格化

日刊工業新聞
ロボ運用モデル・頭脳・HMIをセットで開発-産総研、3センターの活動本格化

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産業技術総合研究所はロボットイノベーションと人工知能(AI)、自動車ヒューマンファクターという
三つの研究センターを立ち上げています。
それぞれロボットを使ったサービスモデルとロボットの頭脳、ロボットと人間の関わり方を研究します。
各センターは設立から約半年が経ち、研究テーマや予算が固まって活動を本格化させており
目の前の研究開発と並行して、センター間の相乗効果を出そうと早くも次の種をまき始めていると報じられています。


「ロボット単体だけを開発しても世に出ない」―。
産総研ロボットイノベーション研究センターの比留川博久センター長は断言しています。
ロボットは機体を開発するだけでは実用化できません。
ユーザーの課題をロボットが解決できて初めて、費用対効果などを踏まえた導入が検討されます。
本質はユーザーへの業務分析であり、ロボットを使ったサービス設計とのこと。

実際にロボットを導入するには人間も働き方を変えなければなりません。
ロボットと人間の役割分担や関わり方(ヒューマン・マシン・インターフェース、HMI)を含めて、
サービス全体をデザインする必要があります。この壁に多くの研究者がぶつかってきました。
産総研は三つの研究センターを武器に、この壁をよじ登るとしています。

AIでロボットが賢くなれば、単純作業の代行から状況を理解したサービスへと飛躍させられます。
HMIは狙い通りにロボットを運用させるための必須技術です。
3センターを統括する関口智嗣情報・人間工学領域長は
「ロボットの運用モデルと頭脳、HMIをセットで開発することが世界標準になりつつある。
だが日本で三つをそろえた研究所はなかった」と述べています。
産総研はそれぞれに特化した拠点を構えて人材と技術を集め、さらに研究テーマを少しずつ重ねることで
連携を促し、研究センター間の相乗効果も狙うとしています。

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