宇部興産、セパレーターを4割増産-大容量LIBの需要増に対応

日刊工業新聞
宇部興産、セパレーターを4割増産-大容量LIBの需要増に対応

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宇部興産は、リチウムイオン二次電池(LIB)の主要4部材の一つであるセパレーター(絶縁材)の
年産能力を2017年に現状比4割増の2億平方メートルに増やすと発表。
ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などに搭載する大容量LIBの需要増に対応するとしています。



16年7月に宇部ケミカル工場(山口県宇部市)の既存設備を再構築して生産能力を増やし、
17年6月に堺工場(堺市西区)で新規設備を設置。
20年をめどに年産能力を現状比倍増の3億平方メートル規模に段階的に増やすのことです。

これを受け、日立マクセルも同日、セパレーターにコーティング膜を形成することで
高温耐熱性を高めた塗布型セパレーターの加工能力を16年夏に倍増すると発表しています。
日立マクセルは11年に宇部興産と塗布型セパレーターを供給する会社を設立しています。

セパレーターはLIBの正極と負極の間を仕切るフィルムです。
正極と負極の接触を遮断しショート(発熱)を防いでいます。
製法は乾式と湿式がありますが、LIBの出力向上に適しコスト競争力もある
乾式セパレーターが車載向けに適しているとされています。
宇部興産は乾式製法を得意としており、すでに車載用途で採用実績を持つとのこと。


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