東芝、4―6月期は3年ぶり最終赤字 家電や半導体で損失

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東芝、4―6月期は3年ぶり最終赤字 家電や半導体で損失

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東芝は2015年4-6月期の連結当期純損益が122億円の赤字(前年同期は167億円の黒字)になり、
3年ぶりに最終赤字を計上したと発表しています。



液晶テレビ、パソコン、白物家電がいずれも赤字で、
半導体でもフラッシュメモリーを除いて不振が続いたとのこと。
記者会見した室町正志社長は、これら不採算業の構造改革について、
10月末以降に順次発表する方針を示しています。

4-6月期売上高は前年比4.5%減の1兆3498億円、
営業損益は109億円の赤字(同476億円の黒字)となっています。
営業赤字も3年ぶりだったとのこと。

赤字のテレビ・パソコン・白物家電で構成する「ライフスタイル事業」の営業損失は
207億円(前年同期の損失は51億円)となっています。
さらに、原発事業は前年同期に海外の大型案件があった反動で悪化し、
火力・水力発電や鉄道システムも減益になったことで「電力・社会インフラ事業」が
107億円の赤字(同100億円の黒字)を計上しています。

半導体事業は、スマートフォン(スマホ)向けのフラッシュメモリーが高い利益率を維持して
「電子デバイス事業」の営業損益は356億円の黒字を計上しています。
ただ、前年同期の489億円からは減益となっています。
一方で不振事業のディスクリートとシステムLSIは、いずれも赤字だったとのこと。

東芝は、テレビ・パソコン・白物家電、ディスクリート・システムLSI事業の
不採算事業について構造改革を実施する計画としています。
記者会見した室町正志社長は「構造改革は案件ごとに方向性が決まったら、さみだれ式に発表する。
10月末から11月初めの中間決算である程度開示する」と述べています。
特に白物家電については「海外生産が円安でハンディを負っているので、
海外拠点はある程度集約が必要」と指摘しています。

2016年3月期の業績予想は今回も見送っていますが「中間決算で公表できる状況にしたい」と述べています。
同社は、15年3月期決算を2度延期して今月7日に公表。
4-6月期決算も14日に発表したことで1カ月延期した四半期報告書の
関東財務局への提出も期限に間に合った形になります。

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