クラレ、20年に高機能ポリアミド樹脂販売量が年3万トンに倍増見通し-車向け採用増
日刊工業新聞
クラレ、20年に高機能ポリアミド樹脂販売量が年3万トンに倍増見通し-車向け採用増

クラレは2020年ごろに高機能ポリアミド樹脂「ジェネスタ」の販売量がコンパウンド(混練)ベースで
現行比約2倍の年2万-3万トンに拡大する見通しを明らかにしています。
耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性といった特性を生かし、内外で自動車向けの採用が増える見込みとのこと。
今後、国内2拠点で生産している原料の不足を想定し、欧米を中心に海外工場の新設に向けて
フィジビリティースタディー(FS)を始めています。
同日、ジェネスタがトヨタ自動車の燃料電池車「ミライ」に採用されたと発表しています。
「スタックマニホールド」と呼ばれる燃料電池スタックの配管部品に使われ、同部品の軽量・薄型化に寄与したとのこと。
ジェネスタは現状、電子・電気や発光ダイオード(LED)の用途が中心で、自動車向けの割合は全体の1割程度。
クラレは日本、中国、シンガポール、米国、ブラジル、ベルギーの既存拠点にジェネスタの担当者を置いており、
自動車向けを重点的に強化するとのことです。
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クラレは2020年ごろに高機能ポリアミド樹脂「ジェネスタ」の販売量がコンパウンド(混練)ベースで
現行比約2倍の年2万-3万トンに拡大する見通しを明らかにしています。
耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性といった特性を生かし、内外で自動車向けの採用が増える見込みとのこと。
今後、国内2拠点で生産している原料の不足を想定し、欧米を中心に海外工場の新設に向けて
フィジビリティースタディー(FS)を始めています。
同日、ジェネスタがトヨタ自動車の燃料電池車「ミライ」に採用されたと発表しています。
「スタックマニホールド」と呼ばれる燃料電池スタックの配管部品に使われ、同部品の軽量・薄型化に寄与したとのこと。
ジェネスタは現状、電子・電気や発光ダイオード(LED)の用途が中心で、自動車向けの割合は全体の1割程度。
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