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筑波大、安価なコイン型電池セルを開発-層状酸化物を利用、1個数十円で作製可能

日刊工業新聞
筑波大、安価なコイン型電池セルを開発-層状酸化物を利用、1個数十円で作製可能

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筑波大学数理物質系の小林航助教、守友浩教授らは、熱を電気に変えて蓄える安価なコイン型電池セル
(電池型サーモセル)を開発しています。


イオン二次電池で用いる同一の層状酸化物を正極と負極に利用し、1個数十円程度で作製できるとのこと。
1ケルビン当たり最大400マイクロボルト程度の電圧が得られると考えられ、微小電力を使うセンサーなどの
電源として利用が期待されるとしています。

電極間の温度差を電気に変換します。
これまで、電極にプラチナを用いたサーモセルで、1ケルビンあたり1ミリボルトの電圧が観測されています。
ただ、プラチナは高価で実用化が困難だったとのこと。
研究グループは、イオン二次電池で実用化されているコバルト酸ナトリウムなどの層状酸化物を電極に使い、
安価なサーモセルを作製。熱電変換効果を検証しています。
その結果、1ケルビン当たり6.8-29.7マイクロボルトの電圧を観測しており、
今後、電極の改善などによって、1ケルビンあたり400マイクロボルト程度まで増大する可能性があるとのことです。

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