九大など、有機分子組み換えで七色に光る色素結晶を開発-白色発光も実現
日刊工業新聞
九大など、有機分子組み換えで七色に光る色素結晶を開発-白色発光も実現

九州大学大学院工学研究院の久枝良雄教授、小野利和助教と
熊本大学大学院自然科学研究科の杉本学准教授らは、有機分子の組み合わせを変えるだけで
七色に光る色素結晶を開発したと発表しています。

光の変換効率を示す量子効率が30%を超える結晶も開発しており
溶剤に溶かして塗れる蛍光体として照明用途などに提案していくとしています。

3種類の有機分子を混ぜるだけで蛍光性の結晶を作っています。
通常、形の異なる有機分子で一つの結晶を作ることは難しく、結晶化しても蛍光が
消えてしまうことが多かったとしていますが、分子の組み合わせを変えると、
吸収波長と発光波長を調整できるとしており、
青から赤色まで七色の蛍光体ができ、白色発光も実現したとのことです。
九州大学プレスリリース(PDF)
世界初!パズルの要領で分子を並べ、新しい機能性色素を作る技術を開発
-宝石のように光る有機発光体
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「これが究極の有機EL技術」、九州大学が従来の蛍光分子をリン光並みの効率で発光させることに成功
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七色に光る色素結晶を開発したと発表しています。

光の変換効率を示す量子効率が30%を超える結晶も開発しており
溶剤に溶かして塗れる蛍光体として照明用途などに提案していくとしています。

3種類の有機分子を混ぜるだけで蛍光性の結晶を作っています。
通常、形の異なる有機分子で一つの結晶を作ることは難しく、結晶化しても蛍光が
消えてしまうことが多かったとしていますが、分子の組み合わせを変えると、
吸収波長と発光波長を調整できるとしており、
青から赤色まで七色の蛍光体ができ、白色発光も実現したとのことです。
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