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過酷な現場を“服”が見守る-JALなど、那覇空港で生体センサー機能繊維を実証

日刊工業新聞
過酷な現場を“服”が見守る-JALなど、那覇空港で生体センサー機能繊維を実証

NTT_Toray_hitoe JAL_image

日本航空(JAL)は那覇空港で、IoTを活用してグランドハンドリング作業者の
健康状態を管理するシステムの検証を始めたと報じられています。


NTTコミュニケーションズ、東レと共同で最長4週間実証する予定で
9月の平均気温が高い沖縄を選んだとのことです。

貨物の積み下ろし業務を行う3人が、生体センサー機能を持つ
東レの繊維「hitoe(ヒトエ)」を付けたウエアを着用。
スマートフォンで心拍数と転倒の情報をNTTコムのクラウドシステムに送信することで
健康状態を本人のほか遠隔地の管理者がモニタリングできるとしています。

積み下ろし業務は照り返しやエンジンの熱風などで体感温度が
40℃以上にもなる屋外で約45分間連続作業が必要で「過酷な現場」(JAL)での
体調管理や作業環境改善につなげるとしています。
実用化に向け2016年3月までに他地区の空港の検証も計画しているとのことです。

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