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アウディが500km走れる電気自動車SUVを開発へ、LGとサムスンから電池調達

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アウディが500km走れる電気自動車SUVを開発へ、LGとサムスンから電池調達

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Audi(アウディ)は、満充電状態から500km以上走行できるSUVタイプの電気自動車を開発するために、
韓国のリチウムイオン電池メーカーであるLG Chem、Samsung SDIと提携すると発表しています。


今回の提携において、LG ChemとSamsung SDIの2社は、アウディ向けの車載リチウムイオン電池の
開発拠点と製造拠点を欧州域内に設置することになります。
アウディの調達担当取締役のBernd Martens(ベルント・マルテンス)氏は
「韓国のパートナー2社と協力することで、最新のリチウムイオン電池セルを欧州域内で製造するとともに、
リチウムイオン電池に関する欧州の産業競力を強化することができる」と語っています。

同社の開発担当取締役のUlrich Hackenberg(ウルリッヒ・ハッケンベルグ)氏は、
「LG ChemとSamsung SDIが開発する革新的なリチウムイオン電池セルモジュールを
われわれの車両アーキテクチャに組み込んで、スポーティーさと走行距離の
どちらの面でも魅力的な車両を開発できる」と述べています。

アウディが販売している大容量のリチウムイオン電池を搭載する車両と言えば、
プラグインハイブリッド車の「A3 e-tron」があります。
A3 e-tronの電池容量は8.8kWhでパナソニック(旧三洋電機)製と言われています。

Audi_A3_e-tron_image.jpg
アウディのプラグインハイブリッド車「A3 e-tron」

しかし電気自動車については、パナソニックの競合に当たるLG ChemとSamsung SDIを
パートナーに選択することになった模様です。パナソニックは、Tesla Motors(テスラ)が米国内で
建設を予定している大規模リチウムイオン電池工場「ギガファクトリー」に出資することを決めています。
このため、アウディが要求する欧州域内に開発拠点と製造拠点を設けるための出資に
パナソニックが対応するのは難しかった模様です。

なおアウディと提携するLG Chemはフランス国内に車載リチウムイオン電池工場を建設中です。
またSamsung SDIは、2015年2月に、カナダのティア1サプライヤ・Magna International傘下で
オーストリアに本拠を置くMagna Steyr(マグナ・シュタイヤー)の
車載リチウムイオン電池パック事業を買収しています。
これらの欧州拠点は、今回のアウディとの提携で大きな役割を果たすとみられています。

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