ノイズ・熱対策一体シート、パナソニックが開発
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ノイズ・熱対策一体シート、パナソニックが開発

電磁ノイズ抑制・熱拡散一体シートの外観
パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、PGSグラファイトシートとの複合化で、
熱と電磁ノイズ対策を1枚のシートで実現する「電磁ノイズ抑制・熱拡散一体シート」を開発したと発表しています。
2017年9月よりサンプル出荷を始める予定とのこと。
薄型モバイル端末や車載機器、産業機器などの用途に向けるとしています。
電磁ノイズ抑制・熱拡散一体シートは、均質な金属磁性粒子を樹脂中へ高密度に配向分散する
「分散・圧縮プロセス技術」や、熱拡散特性とノイズ抑制特性を向上する「一体貼り合わせ技術」
などにより実現したとのこと。

構造イメージ図
低歪みでアスペクト比の高い扁平構造の均質な金属磁性粉末を、樹脂中に高密度に配向する
分散・圧縮プロセス技術により、従来は難しかったシートの薄型化と電磁ノイズを抑制する機能を実現したとのこと。
また、電磁ノイズを抑制する効果のある機能性接合層を開発し、電磁ノイズ抑制シートに付与する
一体貼り合わせ技術を採用した。これにより、熱拡散とノイズ抑制の特性を向上することができたとしています。
電磁ノイズ抑制・熱拡散一体シートは、周波数が500M~6GHzまでの電磁ノイズに対して
抑制効果が得られるとしています。使用温度範囲は-40~125℃。熱伝導率は1600W/(m・k)。
標準製品の厚みは75μmまたは100μmとなっています。
標準シートの外形寸法は60×110mm。同シートは薄く柔軟で、熱とノイズの対策を1枚で行えるため、
モバイル機器や車載機器など、高密度実装が進む用途の熱やノイズ対策に適しているとのことです。
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薄型モバイル端末や車載機器、産業機器などの用途に向けるとしています。
電磁ノイズ抑制・熱拡散一体シートは、均質な金属磁性粒子を樹脂中へ高密度に配向分散する
「分散・圧縮プロセス技術」や、熱拡散特性とノイズ抑制特性を向上する「一体貼り合わせ技術」
などにより実現したとのこと。

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低歪みでアスペクト比の高い扁平構造の均質な金属磁性粉末を、樹脂中に高密度に配向する
分散・圧縮プロセス技術により、従来は難しかったシートの薄型化と電磁ノイズを抑制する機能を実現したとのこと。
また、電磁ノイズを抑制する効果のある機能性接合層を開発し、電磁ノイズ抑制シートに付与する
一体貼り合わせ技術を採用した。これにより、熱拡散とノイズ抑制の特性を向上することができたとしています。
電磁ノイズ抑制・熱拡散一体シートは、周波数が500M~6GHzまでの電磁ノイズに対して
抑制効果が得られるとしています。使用温度範囲は-40~125℃。熱伝導率は1600W/(m・k)。
標準製品の厚みは75μmまたは100μmとなっています。
標準シートの外形寸法は60×110mm。同シートは薄く柔軟で、熱とノイズの対策を1枚で行えるため、
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