佐賀大など、絆創膏型の人工皮膚を開発
日刊工業新聞
佐賀大など、絆創膏型の人工皮膚を開発

点線内側にあるのが開発した素材(佐賀大学提供)
佐賀大学は、農業生物資源研究所、関東化学(東京都中央区)などと共同で、
絆創膏(ばんそうこう)型の人工皮膚を開発したと発表しています。
粘着テープによる張り付けで簡単に使え、長期保存が可能とのこと。
実験では傷跡が残りにくいことを確認したとしています。
熱傷などで広範囲に傷ついた皮膚組織を再生する素材として利用を期待しているとのことです。
人工皮膚は「アテロコラーゲンビトリゲル膜」と呼ばれるコラーゲン素材で構成されています。
この素材を張ることで皮膚の再生に適した環境がつくられるとのこと。
皮膚の傷害の治療では、非外傷部の皮膚を移植するなどの方法がありますが、
実施できる治療施設が少ないことが課題となっていました。
今後、チームの一員である祐徳薬品工業(佐賀県鹿島市)が製品化を目指すとのことです。
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この素材を張ることで皮膚の再生に適した環境がつくられるとのこと。
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今後、チームの一員である祐徳薬品工業(佐賀県鹿島市)が製品化を目指すとのことです。
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