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「有機EL市場」に挑む“異色の日韓連合” 出光興産・LGがタッグ その将来性は

ITmedia(産経新聞)
「有機EL市場」に挑む“異色の日韓連合” 出光興産・LGがタッグ その将来性は

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韓国・LGグループが日本国内で初めて発売した有機ELテレビと、出光興産の発光材料

韓国LG出光興産の提携に関する記事。
両社は有機EL関連の特許について提携を結んでいます。


>出光、LGに有機EL特許を供与
>韓国LG電子、有機ELテレビで中国・日本企業との提携を計画

出光が持つパネル製造に関する特許をLGに供与し、LGがパネルを量産する形となっていますが
記事内にもあるように国内メーカーが有機ELと距離を置く中、材料メーカーである出光が
提携する先として現状でもっとも有力なのがLGに限られている、というのが実情だと思います。

出光は1970年代から本業の石油事業以外の分野でも基礎研究を進めてきており、
「その中でも有望だった」(出光幹部)のが有機EL材料であり
低分子発光材料では世界でも有力なメーカーとなっています。

>有機EL 低分子発光材料 特許総合力ランキング

出光が石油事業以外にも力を入れる背景には、石油需要の減少が揚げられます。
省エネや低燃費車の普及などで、ガソリンを含めた石油製品の国内需要は1999年度の
2億4597万キロリットルをピークに減少傾向をたどり、2012年度には2割少ない1億9752万キロリットルまで減少。
政府の試算によれば、18年度にはさらに1割程度減る見込みとなっています。

ただ先にも述べたように国内の電機メーカーは多くが液晶に力を入れており、
有機ELの開発には現時点で消極的なのが実情です。
(JOLEDがどこまで伸びるかが未知数ですが)

>有機EL新会社「JOLED」設立へ―Sony、Panasonic、JDIが連合
>JOLED、17年にも中型有機ELディスプレイ製品量産へ-「薄型・軽量」を訴求

一方で中国企業は有機ELに積極的なところもあり、裾野をどこまで広げられるかが
今後の出光の事業の先行きを左右するものとなりそうです。

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