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パナソニック、国内太陽電池工場に約100億円を投資(追記)

REUTERS
パナソニック、国内太陽電池工場に約100億円を投資 

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パナソニック太陽電池の生産能力増強のため、
国内工場に約100億円の設備投資を実施すると発表しています。


太陽電池の生産増強を目的にする設備投資は、2012年12月に稼働を開始した
マレーシア工場の建設以来となります。
これにより、同社の太陽電池の生産能力は現行の年間900MWから、
2016年度には1GWを超える規模になるとの事。

パナソニック太陽電池の販売量は、2013年度に835MW、14年度に840MWで、15年度は850MWと
横ばいの計画ですが、このうち、同社の住宅用の太陽電池モジュール製品「HIT」の販売量は、
14年度に700MWで、15年度は800MWと着実に増える見通しとなっています。

国内の太陽電池市場は、固定価格買い取り制度の減額で大規模案件(メガソーラー)が縮小傾向ですが、
パナソニックが注力する住宅用ソーラーは安定しており、この中でも、住宅用に特化したHITは
グループの営業網に乗って堅調に出荷を伸ばしているそうです。

太陽電池セルは、二色の浜工場(大阪府貝塚市)、島根工場、マレーシア工場の3拠点で生産しており、
モジュールの組み立ては、二色の浜、滋賀工場(大津市)、マレーシアの3カ所で手掛けています。

13年9月に、欧州のモジュール組み立て拠点(ハンガリー工場)を閉鎖して、日本とマレーシアに集約していますが、
今回、島根と滋賀のライン増強に約100億円を充て、年150MWの能力を追加するとの事。
追加生産は16年3月から開始し、来期の生産能力は同1050MW(1.05GW)に達する見通しとなっています。
今後、生産能力のほとんどをHITの量産に充てる考えとの事です。

パナソニックは18年度に住宅関連事業を2兆円(14年度は1.3兆円)にする目標で、15年度の設備投資は
2800億円(前年同期は2550億円)に積み増す計画としています。
今期以降、全社的に投資を拡大しており、東京で記者会見した吉田和弘ソーラービジネスユニット長は
「太陽電池事業も投資に転じる」と述べています。

(15/05/28追記)
日刊工業新聞:パナソニック、年内に太陽光パネル全量を自社生産に切り替え-屋根置き型に集中
OPTRONICS ONLINE:パナソニック,太陽電池モジュールを増産
日経テクノロジーオンライン:パナソニック、95億円投じて太陽電池の生産能力を1GW超に

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