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日立、今期は3期連続で営業最高益へ、東原社長「稼ぐ力ついてきた」

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日立、今期は3期連続で営業最高益へ、東原社長「稼ぐ力ついてきた」

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日立製作所は2016年3月期に営業利益6800億円を見込んでいると発表しています。


今期から会計基準を国際基準(IFRS)に変更するため、単純比較はできないものの、
前期の米国基準と比べると前期比13.2%増となるとの事。
今期予想を米国基準に当てはめると前期比9.9%増6600億円と、
3期連続で過去最高を更新する見通しとしています。

中国で大幅な需要減少が見込まれる建設機械は減益を予想していますが、鉄道事業や中国向け昇降機などの
社会・産業システムや金融向けの情報通信システム、米鉄鋳物事業大手ワウパカ・ファウンドリー買収で
拡大した高機能材料などが引き続き好調に推移すると見込んでいるそうです。

トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト19人の営業利益予想の平均値は6912億円で、
会社予想はこれをやや下回るとの事です。
前提為替レートは1ドル115円、1ユーロ120円。1円変動による営業利益への影響は、ドルが40億円程度、
ユーロが10億円程度となります。

売上高は9兆9500億円を計画しているとの事。
単純比較で前期比1.9%増、予想を米国基準に当てはめると9兆9000億円と前期比1.4%増となります。

中村豊明副社長は今期の経済環境について「急に為替が動いたり金利が動いたり、
新興国の経済状況が悪くなったり、そんなにバラ色の経済状況にはならないのではないか」と指摘しています。
「これからいよいよイグジット(緩和政策の出口)が始まる地域が出てくるとすると、株価も変動してくる。
新興国のお金も急に止まるかもしれないし、慎重にみないといけない」と語っています。

2015年3月期は売上高が前期比2.1%増の9兆7619億円、営業利益は同11.6%%増の6004億円となっています。
東原敏昭社長は「営業利益は10%を超える伸びとなっており、確実に稼ぐ力がついてきた」と自信を示しています。

ただ、今期の米国基準でみた営業利益率予想は6.6%と、中期計画で掲げた7.0%超に届いていません。
これについて東原社長は「営業利益の傾きは確実に向上しており、当初目標の7%超をあきらめたわけではない。
現時点ではある程度リスクをみて6%台にとどまっているが、確実に成長路線に入っている」と強調。
「(成長の)傾きを継続していくと、次期中期計画では2桁利益率を当然目指していく」と語っています。


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