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米テスラ、家庭用/産業用蓄電池を発表

REUTERS
米テスラ、家庭用蓄電池を発表

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米電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズ(Tesla)は、家庭・法人・電力会社向けの
蓄電池「テスラ・エナジー(Tesla Energy)」を発表しています。


Musk最高経営責任者(CEO)が、カリフォルニア州ホーソンにある
Teslaのデザインスタジオで記者会見しています。
同CEOは「われわれのゴールは、世界がエネルギーを利用する方法を根本的に変えることだ。
世界のエネルギー・インフラを完全に変えることだ」と強調しています。

家庭用の蓄電池の名称は「Powerwall」。
設置業者向けの販売価格は、10kW時のモデルが3500ドル、7kW時のモデルが3000ドル
(インバーターや設置費用は除く)となっています。

産業用のモジュールとしては「Powerpack」が提供され、100kW時モジュールが2万5000ドルで販売されます。
Musk氏によると、Teslaが産業用顧客に対する取り付けを担当する予定との事。

入手可能になって以来、家庭用の「Powerwall」には38,000台超、
企業や公益事業向けの「Powerpack」には2,500台の予約が入っているそうです。

>WIRED.jp:1週間で38,000台超──テスラの「家庭向け新バッテリー」が大人気

Teslaは、蓄電池事業の粗利益率は第4四半期は低水準にとどまりますが、
着実な成長を続け、来年には採算性が好転すると予想しているそうです。

調査会社IHS・CERAによると、世界の蓄電池産業は12年は2億ドル規模でしたが、
17年までに190億ドルに成長する見通しとしています。

同社の蓄電池市場参入の背景としてはパナソニックなどと共同出資で建設し、
2020年からフル稼働を行う予定の巨大蓄電池工場「ギガファクトリー(Gigafactory)」の存在が指摘されています。

>パナソニック、テスラ電池工場に生産会社設立

Tesla_Panasonic_gigafactory_image1.jpg
Gigafactory完成イメージ

Tesla_Panasonic_gigafactory_constracting_image.jpg
Gigafactory建設の様子

フル稼働に入る2020年の年間生産規模は、2013年における世界全体のリチウムイオン電池セルの
生産規模を上回る35GWhを計画しており、圧倒的なコスト競争力を発揮できる一方で
EV用途だけに絞った場合、これらのリチウムイオン電池セルを販売し切れない可能性もあり
今回の蓄電池参入はリスクヘッジの意味も含まれていると推測されています。



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