産総研など、太陽電池パネルの分解処理コスト=1W2.5円-有価金属の回収技術開発
日刊工業新聞
産総研など、太陽電池パネルの分解処理コスト=1W2.5円-有価金属の回収技術開発

エヌ・ピー・シーや産業技術総合研究所、日本スペリア社(大阪府吹田市)は、結晶シリコン系太陽電池パネルから
銀や銅などの有価金属を低コストで回収する技術を開発したと報じられています。
将来、大量発生が見込まれる廃棄パネルのリサイクル技術として使うことで
分解処理コストは1ワット当たり2.5円以下に抑えられる見通しとしています。
今後、実証実験を行い大量のパネルを円滑に処理できるかやその費用などを検証し、
4-5年後の事業化を目指すとの事です。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受けての開発となっています。
パネルからアルミフレームなどを取り除き、表面のガラスは150-200℃に熱したカッターで切り離します。
取り出したセルなどを150℃以上のアルコール系溶剤に漬け込み、セルを保護している封止材を溶かし
セルと配線材のみの状態にして、スズを溶かした500℃以下の炉に入れ、銀や銅などを抽出するとの事。
割と高温での処理となっていると思いますが、コストは抑えられているそうです。
メガソーラーの稼働が進む中、今後は太陽電池の廃棄やリサイクルの機会が増えてくると思われますが
今のうちから技術検証を進める必要があると思います。
エヌ・ピー・シー

http://www.npcgroup.net/
太陽電池製造装置や太陽光パネルの受託加工
日本スペリア社

http://nihonsuperior.co.jp/
はんだ・フラックス・ろう材の製造・販売
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エヌ・ピー・シーや産業技術総合研究所、日本スペリア社(大阪府吹田市)は、結晶シリコン系太陽電池パネルから
銀や銅などの有価金属を低コストで回収する技術を開発したと報じられています。
将来、大量発生が見込まれる廃棄パネルのリサイクル技術として使うことで
分解処理コストは1ワット当たり2.5円以下に抑えられる見通しとしています。
今後、実証実験を行い大量のパネルを円滑に処理できるかやその費用などを検証し、
4-5年後の事業化を目指すとの事です。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受けての開発となっています。
パネルからアルミフレームなどを取り除き、表面のガラスは150-200℃に熱したカッターで切り離します。
取り出したセルなどを150℃以上のアルコール系溶剤に漬け込み、セルを保護している封止材を溶かし
セルと配線材のみの状態にして、スズを溶かした500℃以下の炉に入れ、銀や銅などを抽出するとの事。
割と高温での処理となっていると思いますが、コストは抑えられているそうです。
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今のうちから技術検証を進める必要があると思います。
エヌ・ピー・シー

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