自動車部品各社、インドで供給体制の整備急ぐ-消費マインド好転追い風に現地生産加速
日刊工業新聞
自動車部品各社、インドで供給体制の整備急ぐ-消費マインド好転追い風に現地生産加速

日立オートモティブシステムズのインド新工場
自動車部品各社がインドで部品の供給体制の整備を急いでいると報じられています。
日立オートモティブシステムズ(東京都千代田区)は10月からチェンナイ地域で
バルブタイミングコントロール(VTC)などの生産を開始し、
クラリオンは2016年までに現地企業へ生産委託を行うとしています。
日立オートモティブは現在インドで補修部品を生産しており、10月から初めて新車向けの部品を生産するとの事。
敷地面積は10万平方メートルで、今後の生産品目拡大にも対応できるとしています。
インドは国内市場向けだけでなく輸出向けの完成車生産も増加しており、世界各地の生産拠点と連携し、
新規顧客の獲得やグローバルで生産されるエンジン向け部品の受注を目指すとしています。
クラリオンは16年までにカーエレクトロニクス製品をインドの現地企業に生産委託するとしています。
世界各地で生産されるグローバル車種向けのカーエレ製品受注に対応するため、供給体制を整えるとの事。
エフテックはデリー近郊の現地企業へ技術を供与し、16年初頭から足回り部品を委託生産するとしています。
現在、同社は合弁企業でドアヒンジなどの小物部品を生産していますが、
サスペンションなどは現地供給できていませんでした。主要顧客であるホンダの現地調達に対応する模様。
以前から現地生産をしている企業は増産に乗り出しています。
カルソニックカンセイは14年秋にハリアナ州の既存工場内にカーエアコン用コンプレッサーを
生産する工場を稼働させています。
同部品はこれまでタイから供給していましたが、需要増加を受けて現地生産を始めたとの事です。
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新規顧客の獲得やグローバルで生産されるエンジン向け部品の受注を目指すとしています。
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