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農水省、果樹栽培にロボ導入-カキやリンゴなど、機械が動きやすい樹形整え効率化へ

日刊工業新聞
農水省、果樹栽培にロボ導入-カキやリンゴなど、機械が動きやすい樹形整え効率化へ

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カキは台車を自動走行させ、収穫効率を高める方法も研究する
(福岡県農林業総合試験場提供)

農林水産省はカキやリンゴなどの果樹栽培に、農業用ロボットなど
省力化機器の導入を促進するとしています。


まず、ロボットの稼働効率を高めるため、機械が動きやすいような樹木の形や、枝のはわせ方などを
工夫する研究に取り組むとの事。
不定形作業が多い農園では、単にロボットを導入しても効果を発揮しにくいとされており
機械が動きやすい環境を整え、生産効率を高めるとしています。

農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所を中心に長野県や群馬県、広島県、福岡県、新潟県などの
農業試験場が一体となり、研究を始めています。

作業台車や農薬噴霧装置、アシストスーツなど省力化機器は開発されているものの、
葉の陰にある果実を発見できなかったり、樹形が木によって違ったりするため定形作業や自動化が難しく
機械が作業した後に、人が入って仕上げ作業をする場合も多いそうです。
機械が作業しやすいように樹形を統一すれば、これらの悩みを解決できるとしており
ナシやリンゴ、カキなど樹木特性に合わせた研究に着手したとの事です。

ナシでは樹木を左右に並べて植え、枝を接ぎ木してアーチ状にし、内部で果実収穫や剪定作業をしやすくする
ジョイント栽培方式が開発されており、これをさらに改良するとの事。
カキではジョイント栽培を利用して樹木間隔や果実がなる位置を一定にし、
かご付き台車を自動走行させて収穫効率を高める方法なども研究するとしています。


規格化された工場とは異なり、自然環境の中にある農場では均一化した作業の実施は難しいというのは頷けます。
海外での大規模農園などの事例も気になるところですね。

農水省では2015年度から農業分野におけるロボットの導入に向けた実証事業に乗り出すとしており
「ロボットにすべてを任せるのではなく人手作業と組み合わせたり、
作物もロボットが働きやすいよう栽培方法を変える方法もある」(農林水産技術会議事務局)
と取り組み前からコメントしています。

>農作業、ロボットにお任せ-農水省、来年度から農業分野ロボを実証

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