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IGZO液晶を57インチまで拡大-シャープ、中国・南京市の最新工場で年内にも生産

日刊工業新聞
IGZO液晶を57インチまで拡大-シャープ、中国・南京市の最新工場で年内にも生産

Sharp_4p1_IGZO_image.jpg
57型まで拡大するIGZO液晶(写真はスマホ向け4.1型IGZO液晶)

シャープIGZO(酸化物半導体)液晶の展開サイズを年内にも最大で57型(インチ)まで
拡大すると報じられています。


技術供与先の中国液晶メーカーCECパンダと合弁で、シャープも8%出資する
最新液晶工場(南京市)で生産するとの事。
テレビ向けに加え、高精細化ニーズがある医療や業務、教育用ディスプレーなどで採用を狙うとしています。
シャープは経営再建の途上にありますが、量産技術で先行するIGZO事業は引き続き拡大させる模様。

国内生産するIGZO液晶はスマートフォン用などの中小型が中心で、
現状最大サイズは32型業務用モニターまでとなっています。
高精細IGZOと高感度タッチパネル技術などの組み合わせで付加価値を高め、産業用途の開拓を進めるとしています。

CECとの合弁工場は今春始動し、年内に本格稼働する予定。
第8.5世代液晶パネルの最新ラインで、シャープIGZO技術を導入しています。
ガラス基板ベースで月6万枚の生産能力になるとみられ、シャープは生産分の約1/3を引き取れる権利を持っています。
スマホやタブレット向けなどの中小型液晶がメインですが、大型も手がけるとの事。

10型以下の中小型液晶分野は高精細なLTPS(低温ポリシリコン)液晶の採用が増えつつありますが、
生産コストや大型化が課題となっています。
一方の低消費電力が特徴のIGZOは解像度がLTPSより劣るものの、その差は縮まってきているとしています。
タッチパネルとの親和性があり、市場で主流のアモルファスシリコン(a-Si)液晶と同等の製造プロセスで、
大型ガラス基板に対応する利点があるとの事です。

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