大同特殊鋼、タッチパネル導電膜向けメタルメッシュ用銅合金膜素材を開発
日刊工業新聞
大同特殊鋼、タッチパネル導電膜向けメタルメッシュ用銅合金膜素材を開発

大同特殊鋼はタッチパネルの導電膜に用いるメタルメッシュ用銅合金膜素材を開発、発売したと発表しています。
タッチパネルの透明導電膜として一般的に使われる酸化インジウムスズ(ITO)のシート抵抗値は
50-100Ωですが、開発した素材は約0.2Ωを実現したとしており
高い導電性により、画面サイズ10インチ以上の大型タッチパネルでも優れた応答性能を発揮するとしています。
銅が主体の金属を使用し、容易に線幅を数μ-10μm程度に細線化できるとの事。
ガラスや樹脂などの基板との密着性が高いほか、ITOの生産プロセスと同じ
スパッタリング法を活用できるとしています。
インジウムなどの希少金属を使用せず、ITOに比べ1kg当たり20-30%程度に価格を抑えたとの事。
意図的に導電線を黒色にするなど、反射率を10%程度に抑えて疑似的に透明にしたとしています。
大同特殊鋼ニュースリリース
優れた導電性と低反射率を併せ持つメタルメッシュ用Cu合金ターゲット材を発売
~大型タッチパネルに必要なセンサ電極低抵抗化を実現~
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