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シャオミの快進撃に差す影

日経テクノロジーオンライン
シャオミの快進撃に差す影

xiaomi_logo_image3.jpg

日経テクノロジーオンラインにてXiaomiの直近の動向についてのコラムが掲載されています。
抜粋しつつ関連記事と併せてご紹介。


経営の立て直しを図っているシャープが同年3月期の連結決算で300億円の最終赤字になると発表しています。
理由として液晶テレビでは北米と中国における価格競争激化、液晶パネルでは
中国スマートフォン(スマホ)市場における競争激化による価格下落などを挙げています。

>シャープ、'14年度通期で300億円の赤字に。TVや液晶が苦戦

このうち中国スマホ市場については、急台頭した中国Xiaomi社(小米科技)向けのパネル供給の
伸び悩みと提供価格の下落が取りざたされています。

シャープはXiaomi社のスマホ向けパネル供給で競合に先行していたとされていますが、
他社の追い上げに遭いシェアを減らした様子が報道からうかがえるとの事。

ディスプレー専門の調査会社である中国CINNO Research社はレポートで、
同年4~6月期時点でXiaomi社にスマホ用液晶パネルを供給しているのは量の多い順に
シャープ、台湾AU Optronics社(友達)、韓国LG Display社の3社だと紹介。
供給比率はAU Optronicsが38%、LG Display社が13%、残りがシャープだとしていたようです。

ただレポートは、2014年4~6月期の時点でジャパンディスプレイが既に、
Xiaomi社の新モデル用の供給を準備していると指摘しており、
さらに、BOE社が投資家とのオンライン上でのやり取りで既にBOEがXiaomi社から
受注に成功したことを示唆したと紹介しています。

>シャープ、小米へのパネル供給比率低下の恐れ BOE初受注
>サムスンのスマホに見切り パネルのBOE、中国系顧客の開拓に全力

Xiaomi社トップの雷軍最高経営責任者(CEO)はブログで、2014年のスマホ販売台数が
前年の1870万台から227%増の6112万台で、6000万台の通年目標を達成した他、
売上高も2013年の316億元(1元=約19円)から135%増の743億元だったことを明らかにしています。

>中国の小米、昨年売上高は135%増

年明け早々の2015年1月15日には、今年の旗艦モデルの一つで5.7型の「Mi Note」(小米Note)を発表。
世界中で大ヒットしているApple社の5.5型スマホ「iPhone 6 Plus」を意識したモデルであり、
Apple越えの意欲をむき出しにしている模様です。

>Xiaomi、5.7インチ画面の新フラグシップ端末「Mi Note」を発表

一方でここから先の成長を不安視する声も出ているようです。
一つは、成長計画を支えるだけの生産体制が整っていないのではなかとの懸念。
もう一つは、成長に鈍化の兆候が見えるという懸念となります。

米『Bloomberg』が伝えたところによると、Xiaomiのヒューゴ・バーラ・グローバルオペレーション担当
バイスプレジデントはBloombergに対し、2014年に新たに10カ国に進出するとしてきたが、
それは無理だとの認識に至ったとコメントしています。

この報道を受け、台湾紙『経済日報』の伝えた台湾のEMS業界筋は、進出計画の後退は、
生産能力の不足によるものだと指摘しています。
先のバーラ氏も、EMS世界最大手の台湾Hon Hai Precision Industry社
〔鴻海精密工業、通称:Foxconn(フォックスコン)〕の香港子会社FIH Mobile社(富智康)と
インド、ブラジルでの生産拡大について交渉中だとした他、
インドネシア生産の可能性も検討する必要があるとの考えを示しています。

>小米の15年インド展開 100米ドル機種投入 鴻海と現地工場も

ところが、インド生産で具体的な動きを見せたのは、Xiaomi社の幹部が名前を挙げたフォックスコンではなく
創業当初から同社のスマホを受託生産する台湾Inventec社(英業達)となっています。

その後、Inventec社の李氏はインド南部のチェンナイに2年契約で賃借した工場建屋で、
同年第2四半期末か第3四半期初頭にスマホの生産を開始すると表明。
同工場の設備導入に1000万米ドルを投じることを明らかにしています。

>インベンテック、インドで小米スマホ生産 チェンナイに工場賃借

一方、調査会社DIGITIMES Research社はXiaomi社の台湾系サプライチェーンの話として、
同社が2014年夏に投入した旗艦モデル「Mi 4」(小米4)について、同社から部品業者に対する発注数が、
2014年第4四半期から直近にかけて事前の予測を下回っていると伝えています。
部品業者の中には発注が止まったところもあるとしているとの事。

>小米Mi 4販売不調? 「発注止まった」部品業者も

レポートは、Xiaomi社の入門機「Redmi」(紅米)は好調な出荷が続いているものの、Mi4は出荷が軟調で、
サプライチェーンで先行きに対する警戒感が広がっていると伝えているそうです。

EMS業界ではMi NoteとMi 4がいわば共食いになっているのではないかとの見方がある模様です。
Xiaomi社がMi NoteのカウンターパートとするiPhone 6 Plusと4.7型の「iPhone 6」は、
Apple社のタブレット端末でサイズの近い(7.9型)「iPad mini」のシェアを奪ったとの指摘もありますが、
Xiaomiでも同様の現象が起きているのかもしれないと記事は指摘しています。


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  • 2013/1よりディスプレイ周りの技術情報を掲載。

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