FC2ブログ

ソニーがイメージセンサーに15年度1050億円を追加投資、月産8万枚へ

REUTERS
ソニーがイメージセンサーに15年度1050億円を追加投資、月産8万枚へ

sony_logo_image.jpg

ソニーは積層型CMOSイメージセンサーの生産能力拡大のため、
2015年度に1050億円を追加投資すると発表しています。
スマートフォンに搭載するカメラの高機能化で、一段のイメージセンサー需要を見込んでいるようです。


これにより、同社のイメージセンサーの生産能力は、現行の月6万枚(300mmウエハー換算)から
2016年6月末時点で同8万枚へと拡充する形になります。
従来まで16年度中に同7.5万枚にすることを目標にしていましたが、
投資の前倒しと一段の能力増に踏み切る模様です。

15年4月から来年3月にかけて、国内のCMOSイメージセンサー3工場に1050億円を投資するとの事。

sony_CMOS-plants_image.jpg

内訳は、長崎工場(諫早市)に780億円、山形工場(鶴岡市)に100億円、
熊本工場(菊池郡)に170億円を配分するとの事です。

ルネサスエレクトロニクスから買収した山形工場では、4月からCMOSセンサーの生産を開始するとしています。
山形工場には14-15年度に275億円を投資する計画がすでに進んでいるほか、
昨年7月に決定した投資計画に従って、15年度上期に長崎・熊本には260億円を投資する予定との事です。

>ソニーがCMOSイメージセンサー増産 350億円で設備増強

今回の決定で、15年度のセンサー投資を上積みする事になります。

一方でソニーは、半導体製造拠点の大分工場(国東市)を16年3月末で閉鎖すると発表しています。
ゲーム機「プレイステーション」の高密度集積回路(LSI)の開発、生産を行う拠点ですが、
半導体の経営資源をイメージセンサーに集中することになります。
従業員の220人はイメージセンサーなど他の拠点に配置転換するとの事。

調査会社テクノ・システム・リサーチによると、2014年のCMOSセンサーの世界シェア(売り上げベース)は、
ソニーが39.5%で首位、2位がオムニビジョンで16.2%、3位がサムスン電子で15.7%となっています。

米AppleのiPhoneや中国メーカー製スマホのカメラの高機能化で、ソニーCMOSセンサーの受注は増加しており
14年3月期に3200億円だった同社のセンサーの売上高は今期4100億円の計画で、
来期以降も拡大を見込んでいるようです。

>Sony、新型「iPhone」向けにCMOSイメージセンサを大量供給へ
>iPhone6 部品供給業者(サプライヤー)まとめ(追記)

Sonyニュースリリース
積層型CMOSイメージセンサーの生産能力を増強
~ イメージセンサーの総生産能力を約80,000枚/月へ拡大し、スマートフォンへの供給体制を強化 ~


関連記事
OPTRONICS ONLINE:ソニー,スマートフォン向け積層型CMOSイメージセンサの生産能力を増強
CNET Japan:ソニー、スマホ向け積層型CMOSの生産増強へ--3拠点に約1050億円
AVWatch:ソニー、ゲームLSIなどの大分テックを'16年3月収束。イメージセンサー投資を強化
日刊工業新聞:ソニー、CMOSイメージセンサーの生産能力を3割増・月8万枚-1050億円投資


当ブログ関連記事
ソニー1000人追加削減 スマホ事業、黒字化めざす
ソニーの不振スマホ事業、新トップに構造改革担当の十時氏
ソニーが下方修正、今期最終赤字は2300億円に―スマホ事業で打撃


関連記事
スポンサーサイト



この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

miyabi

  • Author:miyabi
  • 2013/1よりディスプレイ周りの技術情報を掲載。

    Twitter @deep2black
カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最近の記事
タグリスト
カテゴリー
アーカイブ
リンク
人気記事
ブログ内検索
関連書籍
RSSフィード
Twitter