パナソニック、中国でのテレビ生産から撤退=関係者
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パナソニック、中国でのテレビ生産から撤退=関係者
パナソニックが、中国でのテレビ生産から撤退すると報じられています。
中国市場は現地メーカーとの競争が厳しく販売が低迷しており、
赤字のテレビ事業の生産体制を見直して、収益改善を図る模様です。
関係者によると、中国山東省のテレビ工場は1月30日に生産を停止したそうです。
8割出資する合弁会社は清算し、約300人の従業員の契約は打ち切るとの事。
生産規模は年20万台弱まで落ち込んでいた状況との事で、中国市場のテレビ販売は継続しますが、
生産は他社に委託するとしています。
パナソニックのテレビ工場は世界10カ所。2015年3月期のテレビ販売計画は700万台で、
このうち日本の販売は2割弱で、欧州が3割超を占めています。
一方で、中国と米国の販売は低迷しており、北米向けテレビを生産しているメキシコ北部(ティファナ)の
工場も課題となっています。生産台数は年50万台規模にとどまっているとの事。
パナソニックは、全社の構造改革を今期中に完了する方針で、米国のテレビ事業についても、
年度内に一定の結論を得たい考えのようです。
すでに、子会社三洋電機の北米テレビ事業(年100万台規模)は、3月末めどに船井電機に
譲渡することを決めています。
日本メーカーのテレビ事業の構造改革は最終局面に入っており、
東芝が海外のテレビ事業から撤退を発表しています。
>東芝、海外テレビの開発・販売から撤退へ
シャープは1月から、欧州のテレビ販売から撤退しています。
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パナソニック、テスラ電池工場に生産会社設立
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中国市場は現地メーカーとの競争が厳しく販売が低迷しており、
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関係者によると、中国山東省のテレビ工場は1月30日に生産を停止したそうです。
8割出資する合弁会社は清算し、約300人の従業員の契約は打ち切るとの事。
生産規模は年20万台弱まで落ち込んでいた状況との事で、中国市場のテレビ販売は継続しますが、
生産は他社に委託するとしています。
パナソニックのテレビ工場は世界10カ所。2015年3月期のテレビ販売計画は700万台で、
このうち日本の販売は2割弱で、欧州が3割超を占めています。
一方で、中国と米国の販売は低迷しており、北米向けテレビを生産しているメキシコ北部(ティファナ)の
工場も課題となっています。生産台数は年50万台規模にとどまっているとの事。
パナソニックは、全社の構造改革を今期中に完了する方針で、米国のテレビ事業についても、
年度内に一定の結論を得たい考えのようです。
すでに、子会社三洋電機の北米テレビ事業(年100万台規模)は、3月末めどに船井電機に
譲渡することを決めています。
日本メーカーのテレビ事業の構造改革は最終局面に入っており、
東芝が海外のテレビ事業から撤退を発表しています。
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