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JOLED、17年にも中型有機ELディスプレイ製品量産へ-「薄型・軽量」を訴求

日刊工業新聞
JOLED、17年にも中型有機ELディスプレー製品量産へ-「薄型・軽量」を訴求

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ジャパンディスプレイ(JDI)、パナソニック、ソニー、産業革新機構の共同出資で発足した
JOLED(ジェイオーレッド)は、「薄型・軽量」を訴求点にして有機ELディスプレイの市場開拓を目指すとしています。


ノートパソコン、タブレット端末を対象とした10-20型の有機ELを開発し、2017年にも量産に乗り出す計画との事。
低コストの量産技術を確立し、薄型・軽量の価値を消費者に浸透させられるかがカギを握るとされています。

JOLEDは5日に発足し事業を始めています。
今後、700-800億円の開発費を投じ、フルハイビジョン(FHD)の4倍の解像度の「4K」で
有機ELの製品化を目指すとの事。16年秋に試作ラインを稼働し、その後、量産技術の確立を目指すとしています。

有機ELは、薄型・軽量で省エネ性に優れ、画質が鮮明といった利点があるとされてきましたが、
液晶の急速な進化で優位性は薄れつつあります。
すでにテレビ向け大型有機ELを手がけるのは韓国LGグループのみとなっており、
韓国サムスン電子はスマートフォン向けの小型を生産していますが、市場開拓に苦戦している状況です。

こうした中、JOLED有機ELについて「薄型・軽量の優位性は維持できている」(広報担当者)と
指摘しているとの事。JOLEDは、薄型・軽量を最大限に生かせる分野として
ノートパソコンやタブレット向け中型ディスプレイに特化するとしています。


中型ディスプレイに特化ということですが、なかなか厳しい市場なのではないかと思います。
記事でも触れられていますが液晶と比較しての優位性を出せる領域ではない気がしますが
塗布方式で量産性/特性を出せることと、フレキシブル向けの開発が進めば先が見えるかもしれません。
既に製品の量産実績のあるLGやSamsungと競っていかなくてはならない状況ですので
2年後の製品化といわずに前倒しで開発を進める必要がありそうです。
材料メーカーとの連携も欠かせないと思います。

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