シャープが中計見直しへ、一段の損失計上の可能性も=関係者
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シャープが中計見直しへ、一段の損失計上の可能性も=関係者

シャープは、2015年3月期の連結業績予想が達成できない見込みだと発表しています。
円安が白物家電の国内販売にマイナスに働くほか、
中小型液晶の価格低下の圧力が高まっているためとしています。
関係者によると、同社は中期経営計画の見直しに入っており、
一段の損失を計上する可能性も出てきたと報じられています。
今期の連結業績予想は、売上高が前年比0.9%減の2兆9000億円、
営業利益が同7.9%減の1000億円、当期純利益が同2.6倍の300億円。
ですが、白物家電や液晶の採算悪化が響いて、
売上高と営業利益の減少幅が広がることが確実となったとの事。
また、関係者によると、2013-15年度の中期経営計画の達成も困難と判断したとされており、
15年度の当期純利益は800億円の計画でしたが、これを見直して、
15-17年度の3カ年計画に作り直しているそうです。
金融機関の理解を得るため、今期中に不採算資産の一段の処理に迫られることで、
今期は最終赤字に転落する可能性もあるとされています。
中小型の液晶事業については中国系メーカーに向けて積極的に拡販を行っていたようですが
思うように価格が設定できなかったのかもしれません。
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営業利益が同7.9%減の1000億円、当期純利益が同2.6倍の300億円。
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