大林組、装着型ロボット「HAL」を建設現場で実証---重量物の運搬数が2倍に
日経テクノロジーオンライン
大林組、装着型ロボット「HAL」を建設現場で実証---重量物の運搬数が2倍に

図1●「作業支援用HAL」を装着して重量物(セメント袋)を運ぶ作業員。セメント袋1つの重さは25kg。
大林組は都内のビル建設現場において、CYBERDYNEが開発した装着型ロボット
「作業支援用HAL」(以下、HAL)の現場実証を公開しています。
公開した現場実証では、HALを装着した作業員の様子やHALの導入による効果が紹介されたそうです。
実証作業では、HALを装着した3人の作業員が重量物(セメント袋)の運搬や中腰でのコンクリート練りなどを実施。
大林組によれば、HALを装着することで身体の負担軽減や作業効率の向上が確認でき、
特に運搬作業では重量物を運べる数が約2倍に増えたとしています。
実際の作業においてはHALを装着しての作業に慣れるまでに早い人では1時間もかからなかったとの事。
恒例の作業員でも腰の負担が減り、作業性が増したようです。
今後オリンピック等に向けて建設業の人手不足が懸念される中、大林組では早くも15年度中にHALを
導入する予定との事です。

図2●「作業支援用HAL」を装着してコンクリートを練っている様子。
建設や土木の現場では特に昨今人手不足が懸念されており、
例えばドローンを使用した点検作業や今回のようなアシストスーツを用いた人手作業など
実際の状況に基づいた実証試験が進んでいるようです。
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公開した現場実証では、HALを装着した作業員の様子やHALの導入による効果が紹介されたそうです。
実証作業では、HALを装着した3人の作業員が重量物(セメント袋)の運搬や中腰でのコンクリート練りなどを実施。
大林組によれば、HALを装着することで身体の負担軽減や作業効率の向上が確認でき、
特に運搬作業では重量物を運べる数が約2倍に増えたとしています。
実際の作業においてはHALを装着しての作業に慣れるまでに早い人では1時間もかからなかったとの事。
恒例の作業員でも腰の負担が減り、作業性が増したようです。
今後オリンピック等に向けて建設業の人手不足が懸念される中、大林組では早くも15年度中にHALを
導入する予定との事です。

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