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ゴミ焼却からの回収CO2で野菜栽培、佐賀市で実証スタート

日刊工業新聞
ゴミ焼却からの回収CO2で野菜栽培、佐賀市で実証スタート-東芝が植物工場に供給

Saga-city_CCU_toshiba_ plant factory_image
CO2の供給を受ける植物工場(手前)とCO2回収装置(奥)

ゴミの焼却で発生した二酸化炭素(CO2)を回収し、野菜の栽培に使う実証事業が佐賀市で始まっています。
CO2を貯蔵せずに利用できればCO2回収にメリットが生まれる事になります。
すでに佐賀市にはCO2の利用を希望する企業が名乗りをあげており、
地域産業振興の役割も期待できるとされています。


CO2を回収して利用する方法はカーボン(炭素)・キャプチャー(回収)・ユーティライゼーション(利用)の
頭文字をとって「CCU」と呼ばれています。
佐賀市清掃工場には2013年秋に東芝がCO2の分離・回収装置を設置しており、
ゴミの燃焼で発生した排ガスを取り込み、装置に送っています。

分離方法は化学吸収法を採用。装置内で排ガス中のCO2をアミン水溶液に吸収させて
CO2とそれ以外の物質に分離し、水溶液を熱してCO2を回収しています。

佐賀市清掃工場の装置は同10-20Kgの回収能力を持っているそうです。
回収したCO2の純度は99.9%以上で有害物質が漏れ出す心配はないとしています。
装置の性能や安全性を確認し、10月から農業への利用を始めているそうです。
近くに設置した小規模な植物工場にCO2を供給し、工場内のCO2濃度を高めて植物の生育を促すとの事。

期待どおりに生育速度が速くなれば植物工場の生産性が上がり、農家の収入が増える見込みになります。
市は清掃工場をCO2供給基地とし、農業の活性化につなげる構想のようです。

東芝自身が手掛ける植物工場のノウハウも応用されていそうですね。

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