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東工大と旭硝子、ゴム状ガラスの作製に成功(追記)

日刊工業新聞
東工大と旭硝子、ゴム状ガラスの作製に成功-230度C付近で伸縮最大2倍に

AGC_gom-like_glass_image.jpg
ガラス棒の伸長と収縮(それぞれ下部部分の比較、東工大提供)

旭硝子中央研究所の稲葉誠二主席研究員と東京工業大学旭硝子共同研究講座の伊藤節郎特任教授、
同大応用セラミックス研究所の細野秀雄教授は、
高温でガラスをゴムのように伸び縮みさせることに成功したと発表しています。


230℃付近では最大で2倍に伸ばしたり、縮めたりできるとしており、
旭硝子に引き継いで実用化研究を進めるとしています。

リン酸ガラスにリチウムやセシウムなどを混ぜており、
リン酸の長い鎖をリチウムがイオン結合で架橋し、樹脂のゴムと似た分子構造を作ったそうです。
約220-250℃でゴムのような粘弾性を持つとの事。

実験では10mmのゴム状ガラスが20mmに伸びた後、12mmに戻ったとの事です。
35%程度の伸びであれば元の長さに戻るとしており、高温で酸素がある場合も燃えてしまうことがないそうです。
室温では通常のガラスに戻るとの事で、成分の配合を調整すれば、
300-500℃に耐えるゴム状ガラスを作れるとしています。

(14/12/12追記)
東京工業大学ニュースリリース
ガラスがゴムになる ―エントロピー弾性を示す酸化物ガラスを実現―

OPTRONICS ONLINE:
東工大ら,ゴムのように伸び縮みする酸化物ガラスの作製に成功
より詳細な内容はこちら。

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