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サムスン電子の第3四半期は大幅営業減益、スマホ事業見直しへ

REUTERS
サムスン電子の第3四半期は大幅営業減益、スマホ事業見直しへ

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韓国のサムスン電子は第3四半期の営業利益が前年同期比60.1%減の
4兆1000億ウォン(39億ドル)になったと発表しています。



韓国のサムスン電子が発表した第3四半期決算は、営業利益が前年同期比60.1%減の
4兆1000億ウォン(39億ドル)で、2011年第2四半期以来3年強ぶりの低水準となっています。

通年でも利益が2011年以来の低水準に落ち込むとみられており、同社は急拡大する
低・中位機種の市場で攻勢をかけるため、スマートフォンのラインアップを見直す考えを示しています。

サムスン電子の幹部によると、ラインアップを見直すのはより低位の機種で、
価格競争力を高め、独自性を打ち出せるように高品質の部品を使うとのこと。
上級バイスプレジデントのKim Hyun-joon氏はアナリスト向け説明で、
低・中位機種の市場急拡大の波に乗れるよう、迅速に対応する計画だと述べています。

→このあたりの戦略は既にXiaomiなどの中国系メーカーが取っており、どこまで独自性を
 打ち出せるかがポイントとなると思われます。


第4四半期については、「テレビの季節的な需要が強まり、半導体事業の勢いが続く」として、
利益増を見込んでいることを明らかにしています。
一方、モバイル部門は先行きが引き続き不透明だとしているとの事。

新型ファブレット「ギャラクシーノート4」などの新製品を投入していますが、
アナリストは通年でサムスン電子の営業利益が3年ぶり低水準となると予想しているようです。

トムソン・ロイター・エスティメーツによる41人のアナリスト予想中央値は、2014年の利益が26兆4000億ウォン。
昨年は36兆8000億ウォンで、過去最高となっていました。
第3四半期はモバイル部門の利益が1兆7500億ウォンで、前年同期の6兆7000億ウォンから減少。
2011年第2四半期以来の低水準となっています。

9月に投入されたギャラクシーノート4や、10-12月期に発売が見込まれる低位機種がスマホ販売を
若干押し上げるとみられていますが、
モバイル部門で記録的な利益を稼ぎ出す時代は終わったとの指摘もあるようです。
市場シェアをこれ以上失わないため、利益率を犠牲にせざるを得なくなると指摘されています。

→実際に中国でのシェア確保に懸命であると報じられています。
サムスン、スマホ中国シェア2位死守に躍起 値引きや低価格モデル強化

サムスン電子のIR責任者は、第4四半期に中位機種の新モデルを投入するとしていますが、
詳細は明らかにしなかったとの事です。
第4四半期は上位機種のスマホ販売が増加し、年末商戦期の需要が上向くことから、
端末の平均販売価格は上昇する見通しとのこと。

第3四半期は半導体部門の営業利益が2兆2600億ウォンと、2010年第3四半期以来の高水準となっているようです。
フラットスクリーン部門の利益は600億ウォン。前年同期は9800億ウォンだったとのこと。

→特定の部門の不調を他の部門でカバーしており、構造改革を急ピッチで進めているようです。


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