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ノキアのインド工場閉鎖へ 供給チェーンはサムスンのベトナム向け受注に照準

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【携帯】 ノキアのインド工場閉鎖へ 供給チェーンはサムスンのベトナム向け受注に照準

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米マイクロソフト(Microsoft)傘下のノキア(Nokia)はこのほど、
インド・チェンナイのスリパーアンバッドア(Sriperumbudur)にある工場について、
2014年11月1日から生産業務を停止すると表明しています。



マイクロソフトが同工場に対する生産発注を止めたことを受けてのものとの事です。

ノキアやマイクロソフトからの受注目当てに現地に進出した受託生産メーカーや部品業者の多くは
既に撤退しているようですが、台湾Foxconn(鴻海)傘下の香港子会社で携帯電話受託生産の
FIH Mobile(富智康)など現地に生産拠点を残している業者らは、
ベトナム向けの生産受注の獲得に注力し始めているそうです。

同工場は06年に操業を始め、一時は6500人超の従業員を雇用しており、
今年3月までに従来型携帯端末を中心に8億台近くを生産し、輸出も手がけてきた工場とのことですが
工場から輸出するさいのソフトウエアの課税を巡り、13年春にインド当局から納税義務違反を通知されており
ノキアは異議を申し立て、当局と対立。
加えてタミルナド州政府も別の違反をノキアに指摘しており、
追徴課税額は合計で2300億ルピー(約4100億円)を超え、インド政府は同工場の資産を2013年に凍結しています。
このためノキアは今年4月に携帯電話事業を米マイクロソフト(MS)に売却したさい
同工場を売れなかった経緯があるようです。

インドでは税務を巡る当局と外資の対立が絶えないようで、
英ボーダフォンも07年のインドでの事業買収についての課税を巡る紛争を抱えています。

現モディ政権は「メーク・イン・インディア」を標語に外資誘致を加速する方針を取っていますが
企業との紛争が多い税務問題も焦点の一つで、今後の同政権の対応が注目されます。

関連記事
日本経済新聞:ノキア、インド生産停止

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