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ペン入力の使い勝手を向上、シャープがタッチパネル新技術を披露

日経テクノロジーオンライン
ペン入力の使い勝手を向上、シャープがタッチパネル新技術を披露

sharp.jpg

シャープはタッチパネルによるペン入力の使い勝手を高める新技術を、
「Touch Taiwan 2014」で披露したと報じられています。


(1)タッチ入力の位置ズレを低減した70型の全面直貼りタッチモニター
(2)細い線を描いたときのわずかな筆圧の違いを検知できる高解像度タッチパネル
(3)ペンごとに個別の入力・操作が可能なアクティブペン対応タッチパネル
の3つの新技術を実演していたそうです。

sharp_70inch_touchmonitor_touchtaiwan_image.jpg
70型の全面直貼りタッチモニター

(1)の70型タッチモニターはタッチパネルと液晶パネルとの間の空気層を光学接着剤で埋めることで
  空気層がある事による界面での屈折起因の液晶パネルの見え方のズレを低減しています。
  これは「全面直貼り」や「ダイレクトボンディング」などと呼ばれています。

※ダイレクトボンディングについては下記記事も参照ください。
【液晶パネル】 iPad、タッチパネルにダイレクトボンディング採用へ

 パネルが大型になるほど貼り合せの難易度も上がってくると思います。

sharp_high_sensitive_touchpanel_touchtaiwan_image.jpg
わずかな筆圧の違いを検知できる高解像度タッチパネル

(2)の高解像度タッチパネルは、容量変化の小さい繊細なタッチ入力でも検出できるように、
  信号検出のためのソフトウエアを新たに開発したそうです。
  これによりペン入力の筆圧が高いときには太くて濃い線を、筆圧が低いときには細くて薄い線を
  描くことが可能となっています。
  先端が直径2~3mmと細いペンで実現したのは、今回が初めてとの事。

sharp_touchpanel_for_activepen_touchtaiwan_image.jpg
アクティブペン対応タッチパネル

(3)のアクティブペン対応タッチパネルは、複数のペンで入力したときに、ペン入力の位置情報だけでなく、
   どのペンで入力されたかを検出できるようにしたものだそうです。
  ペンごとに異なる色で線を描くことが可能になっています。
  今回の入力用ペンは有線ですが、今後は無線化の開発を進めるとの事。

いずれの開発品も、同社独自のコントローラーICを用いたメタルメッシュ方式の
投影型静電容量式タッチパネル技術を基にしたものとの事です。

シャープはTouch Chinaでも実機展示を行っており、今回の技術に力を入れているようです。
中国のタッチパネル専門展示会「Touch China」、シャープの実機展示に注目

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