「次世代ロボットアーム、2年内に開花」 鴻海トップ
EMSOne
【EMS/ODM】 「次世代ロボットアーム、2年内に開花」 鴻海トップ

(出典:Reuters)
台湾Foxconn(鴻海)の郭台銘・董事長は同社の自動化戦略について、
「ロボット戦略はストップしていない」と述べたと報じられています。
同社のロボット導入計画については最近、目標の100万台に比して実際の導入が2万台にとどまっているなど、
計画の遅れを指摘する報道が続出しており、郭氏の発言はこれを否定したものとの事です。
同社は米Googleと協力してロボット開発を進めており、既に1万台の発注を行っていると
報じられていますが、目標とする100万台のロボット導入に対してはまだほとんど進んでいない状況のようです。
規格品である部品の生産と比較して、取り扱う点数や形状が圧倒的に異なる最終製品の組み立てについては
なかなかロボットでの自動化が難しいとは思われます。
とはいえ中国国内の人件費の上昇が進み、一部ではインドや東南アジアへの工場進出が進んでいる状況です。
中国に多く工場を持ち、さらに新規の工場建設計画を進めているFoxconnとしては
早急に対策を講じる必要がありますが、
一方で雇用機会の喪失を懸念する中国政府との駆け引きも必要となってくると思われ、
ロボット導入への困難は続きそうです。
当ブログ関連記事
中国 電子機器工場でロボット導入が進まない訳
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(出典:Reuters)
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「ロボット戦略はストップしていない」と述べたと報じられています。
同社のロボット導入計画については最近、目標の100万台に比して実際の導入が2万台にとどまっているなど、
計画の遅れを指摘する報道が続出しており、郭氏の発言はこれを否定したものとの事です。
同社は米Googleと協力してロボット開発を進めており、既に1万台の発注を行っていると
報じられていますが、目標とする100万台のロボット導入に対してはまだほとんど進んでいない状況のようです。
規格品である部品の生産と比較して、取り扱う点数や形状が圧倒的に異なる最終製品の組み立てについては
なかなかロボットでの自動化が難しいとは思われます。
とはいえ中国国内の人件費の上昇が進み、一部ではインドや東南アジアへの工場進出が進んでいる状況です。
中国に多く工場を持ち、さらに新規の工場建設計画を進めているFoxconnとしては
早急に対策を講じる必要がありますが、
一方で雇用機会の喪失を懸念する中国政府との駆け引きも必要となってくると思われ、
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