ITRIと小森、タッチパネル新印刷技術を発表―メタルメッシュを一度に印刷
NNA.ASIA
ITRIと小森、タッチパネル新印刷技術を発表

小森コーポレーション「PEPIO」シリーズ(出典:小森コーポレーション)
工業技術研究院(ITRI、工研院)と、オフセット印刷大手の小森コーポレーションの100%子会社である
小森マシナリー(山形県高畠町)は、配線をタッチパネルのフィルム上にメッシュ状に配置する
「メタルメッシュ」を一度に印刷する技術を発表しています。

メタルメッシュは、タッチパネルや有機ELパネルなどで使われる現行のITOフィルムに代わり
大量生産やコスト削減が期待されています。
今回、ITRIと小森マシナリーは、5μmのメタルメッシュを1回のグラビアオフセット方式で
印刷することが可能になったと発表しており、
同時に、同技術で印刷したフィルムを使った11.6インチのタブレット端末を開発しています。
メタルメッシュによるフィルム印刷の量産と高速化につなげたとしているとの事です。
発表した印刷技術とタブレット端末は、タッチパネルなどの技術や製品の見本市
「タッチ・タイワン」に出展するITRIのブース内で展示されるとの事。
ITRIと小森マシナリーは昨年8月、グラビアオフセット方式で
20マイクロメートル以下のタッチパネル用配線を印刷する技術を共同で開発しています。
東レエンジの製品もそうですが、タッチパネル作製方法の新規提案が相次いでいますね。
タッチパネルはコストダウンの要求が特に厳しくなってきていますが、
装置メーカーとしては採用機会と見ているのかもしれません。
小森コーポレーション ニュースリリース
~タッチパネルメタル配線量産用グラビアオフセット設備の提供開始
/Touch Taiwan 2014 出展情報 ~

PEPIOシリーズ製品ページ
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20マイクロメートル以下のタッチパネル用配線を印刷する技術を共同で開発しています。
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タッチパネルはコストダウンの要求が特に厳しくなってきていますが、
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