FC2ブログ

iPhone6 液晶生産が一時停止していたことが判明

REUTERS/ロイター
米アップルの新型iPhone、液晶生産の一部に遅れ=関係筋

apple_iphone6_201405_masspro_image.png

米アップルの新型iPhoneについて、搭載する液晶の生産が一時停止していたと報じられています。


すでにiPhone6は4.7型と5.5型の2機種の液晶の量産に入っており
液晶の生産は、ジャパンディスプレイ(JDI)、韓国LGディスプレイ(LGD)、シャープの3社が担当。
JDIとLGDは4.7型と5.5型の両サイズ、シャープは4.7型サイズのみを生産しているとされています。

複数の関係筋によると、生産が一時停止したのは、液晶の後半工程で
バックライトが液晶メーカーに届かず、取り付け作業が中断したとの事。
液晶メーカーは5月頃からパネルの量産に入っていたが、6―7月にかけて後半工程に入れずにいたそうです。

その要因として指摘されているのが、アップルの厳しい設計で
バックライトの明るさを高める輝度向上フィルム(BEF)はこれまで2枚を使用していましたが、
iPhone6では、一段の薄型化のため、このフイルムを1枚に減らす仕様で設計されていたようです。
ですが、BEFを減らした設計では実際のバックライトの量産に難航し、
このため、設計をはじめからやり直すことに至り、液晶全体の生産に遅れが生じたということです。

(EMSOneの記事によるとこのバックライトはミネベア(Minebea)のもののようです。
6/30の記事で生産歩留まりの低迷から設計変更を余儀なくされ、再度、アップルの認証を受けることになると
報じられています。)

すでに8月の段階では、新しい設計によるバックライトの量産が順調に立ち上がり、
液晶の後半工程の製造は回復。一時停止した生産の遅れを取り戻すため、
急ピッチで後半工程の作業を進めているとの事。

アップルは9月9日にメディアイベントを開催し、新型iPhoneを発表する見込みとされており
こうした液晶の後半工程の遅れが、iPhone6の発売時期や販売量に与える影響は不透明のようです。

ただ、JDIは、液晶の量産時期で先行したため、バックライトの問題が大きく響いたとみられており
一方でシャープは、もともと計画していた後半工程の作業開始が遅く、影響は少なかったようです。

JDIは、8月7日の第1四半期決算発表で、
「大口顧客」の7―9月期の出荷に「時期ずれ」が発生する懸念があるとの見通しを示しています。

アップルからのコメントは得られておらず、またJDI、LGD、シャープはコメントを控えているとの事。

関連記事
【携帯】 ミネベア、iPhone 6用バックライト歩留り低迷? オムロン・Radiantに流出恐れと台湾紙

当ブログ関連記事
昆山爆発の余波 iPhone6にも影響の可能性
iPhone6 部品供給業者(サプライヤー)まとめ
5.5型iPhone6、発売延期の観測-14年4Q以降に


関連記事
スポンサーサイト



この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

miyabi

  • Author:miyabi
  • 2013/1よりディスプレイ周りの技術情報を掲載。

    Twitter @deep2black
カレンダー
10 | 2020/11 | 12
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
最近の記事
タグリスト
カテゴリー
アーカイブ
リンク
人気記事
ブログ内検索
関連書籍
RSSフィード
Twitter