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東レ、タッチパネル用電極材料に参入―感光性銀ペースト「レイブリッド」がタッチパネルメーカーに採用

日刊工業新聞
東レ、タッチパネル用電極材料に参入-スマホなどに照準

toray_raybrid_patterning_image.jpg
加工例(出典:東レ)

東レは2014年中にタッチパネル用電極材料に参入すると報じられています。

同社の感光性樹脂と銀の混合ペースト「レイブリッド」がタッチパネル電極用銀パターン材料に採用されたとの事。
同材料は導電性と感光性を併せ持つため、製造工程を露光や現像、焼成程度に簡素化でき、
設備投資も抑えられるとして2008年に開発、2009年から発売、2012年度より本格量産を開始し
2013年には滋賀事業場(滋賀県大津市)での設備増強によって年間生産能力を120トンに拡大しています。

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パターニングプロセスと特長(出典:東レ

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特性例(出典:東レ

toray_patterning_process_compare_raybrid_image.jpg
パターニングプロセス比較(出典:東レ


引き出し配線の微細化に対応しやすいことが受け入れられ、
14年度の売り上げは50億円超の見込みと需要が急拡大している模様です。

背景にはタッチパネル方式の一つであるメタルメッシュ方式の拡大が挙げられると思います。
従来のITOを用いたセンサーに比べ、コストが抑えられることから
中国系メーカーをはじめ各メーカーが採用を拡大していると見られます。

東レ
RAYBRID 【感光性ペースト(焼成タイプ/導電・絶縁)】
タッチパネル配線用感光性導電ペースト“RAYBRID”の設備増強を実施

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