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Foxconnトップ、中国都市鉱山に注目

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【産業動向】 鴻海トップ、電子廃棄物処理に商機 「中国の携帯販売10億台、回収は1%未満」

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台湾Foxconn(鴻海)の郭台銘董事長は中国貴州省貴陽で開催された環境関連のフォーラムにて
中国の携帯電話の回収率に言及しているようです。


販売台数としては年間10億台に上るが、回収率は1%未満にとどまると指摘しており、
速やかに環境配慮・省エネ型の携帯電話サプライチェーンを構築して、
電子廃棄物の処理に当たるべきだとの考えを示したと報じられています。

いわゆる都市鉱山といわれる廃棄物に含まれるレアメタルの総量は、
一時期日本が非常に高いと指摘されていました。
現状でのデータは参照できていませんが、近年非常に多くの携帯電話が消費される中国では
既にこれを上回っている可能性が高いと考えられます。

リサイクルの考えがまだ政策的にも産業的にも行き渡っていないのであれば、
そこに商機が見いだせるとの指摘は的確だと思います。

日本では産総研が中心となってレアメタル回収技術の事業化を推進していますが
廃棄物そのものの母数が多いと考えられる中国で展開するのも一つの方策ではないでしょうか。
ポイントはやはりコストだと思います。
リサイクルが進まない要因としては回収コストが新規の生産コストを上回ってしまうという事が
挙げられますので、廃棄物の仕分けや回収方法でいかにコストを下げられるかが
事業化の分かれ目だと思います。

こと中国ですので法規制や商習慣の違いなどもあり、一筋縄ではいかないような気もしますが
(特にレアメタルを政治戦略に用いたい中国の方針と対立するような方策ではあります)
環境技術の海外展開という意味では取り組みの一つとして挙げられるのではないでしょうか。

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