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G1F方式の先を見据えたYoungfast、Melfasの動向

Digitimes Researchより。

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ガラス型タッチセンサとフィルム型タッチセンサで構成されているG1F方式は、
徐々にGFF方式とOGS方式に対しての競争力を失ってきています。


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(2013)
(株)タッチパネル研究所 板倉 義雄

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OGS方式の耐久性の向上と歩留改善が進むとみられる中、
ITOフィルム2層で構成されているGFF方式の価格は、現在急激に下落しています。

現在の主要なG1Fタッチパネルサプライヤーである台湾のYoungfastと韓国のMelfas
それぞれメタルメッシュ方式のフィルム型タッチパネル及び
単層マルチタッチ対応のフィルム型タッチパネルの生産へ注力しています。

Youngfastのガラス型タッチパネルの生産能力は、
元々同社がG1Fタッチパネルを独自に製造するために構築したものですが、
現在月産約15万枚のタブレット向けタッチパネルの供給能力を保有しています。
G1F技術が市場で敗北した場合は、YoungfastはGFF方式タッチパネルの生産能力強化を継続しつつ、
既存のガラス型タッチパネルのキャパはOGSタッチパネルの生産に転換し、加えて
日本の富士フイルムと協力してのメタルメッシュフィルム型タッチパネルの生産開始を行うことが期待されています。

将来的には、YoungfastのOGSとメタルメッシュの製品ラインは、G1F方式から転換して
ミッドレンジ~ハイエンドのタブレット向けラインとなることが期待されているとの事。

YoungfastのOGS方式タッチパネルは、未だMicrosoftの新型タブレットは受注していませんが、
中国レノボの日本拠点が、ハイエンドのThinkPadタブレットシリーズ向けに同社のメタルメッシュ方式タッチパネルを
採用しており、 同社は現在、毎月4〜5万のタッチパネルを供給しているとしています。

Melfasに関しては、タッチパネル向けICを製造し、2013年にG1F方式タッチパネルの生産への参入を果たしており
収益の驚異的な成長を遂げていますが、不良による歩留まり低下により、2013年第3四半期まで
収益を上げることができませんでした。

Melfasの主な供給先のサムスンが2014年3月にG1Fタッチパネルの採用を停止した事を受けて、
同社は、タッチパネル向けIC製造の経験を生かして、単層マルチタッチ対応フィルム型タッチパネルの生産に入り
主にサムスンのエントリーレベル/ミッドレンジ向けスマートフォンのサプライチェーン入りを目指しています。

Toptouchのような中国系メーカーとの激しい価格競争にもかかわらず、
Melfasは地元の部品サプライヤーを保護するサムスンの方針により
良好なシェアを享受し続けていると指摘しています。

元記事
Digitimes Research: Youngfast, Melfas looking beyond G1F touch

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