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オンセル技術に市場が注目

Digitimes researchより。
タッチパネル:オンセル技術に市場が注目
On-cell technology gaining more attention in the market

touchpanel_on-cell_in-cell_stracture_image.png

業界筋によるとオンセルタッチパネルが軽量、薄型の特徴から多くの注目を集めているとされています。

オンセル技術は、カラーフィルタ(CF)の上に直接タッチパネルを配置することでアウトセル方式と比べて
タッチパネルモジュールを削減できます。
これにより厚みが低減され、軽量化、ならびにコスト削減に加えて、全体的な製造工程を短縮が可能です。
(具体的にはタッチパネルの貼り合せ工程が不要になります)

2014年後半には新たなスマートフォンがリリースされ、出荷台数の増加が予想されることから
オンセル方式の開発にはこれまで以上に多くの国際的企業や中国企業が検討を進めています。

これまでは、主に中国COOLPADがオンセル技術を採用していましたが、
ZTEを含む新規顧客だけでなく、様々な中国を拠点とする通信事業者に加えて、
フランス、メキシコなどの様々なベンダーが2014年第2四半期に受注を始めていると指摘されています。



オンセル方式はCF裏面にタッチセンサーを形成するため、製造工程自体は短縮できますが
センサー形成の技術的な難易度はアウトセル方式よりも上がることになります。

一方でインセル方式と比べて参入障壁が低いため、
シャープ、JDI、LGの寡占状態となってしまっているインセルよりも供給業者が多いこと、
またアウトセル方式と比べてタッチパネルの貼り合せ工程が削減できることから
価格のメリットが大きいと考えられます。
タッチパネルの感度は低くなるため、ローエンドの製品への採用が多いかと思いますが
価格と薄型/軽量のメリットのバランスから市場ではオンセル方式に注目が集まっているようです。


中小型タッチパネルの機能・耐久・生産性を向上させる材料技術中小型タッチパネルの機能・耐久・生産性を向上させる材料技術
(2013/08/29)
小田 純久、井上 智晴 他

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